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体によく、栄養豊富だとされているアロニアは近年ではスーパーフードと呼ばれています。自宅での栽培もできますよ。
このページではアロニアの育て方の基本を紹介しています。植え付け時期から土選び、水やりなどをまとめていますので、ぜひご参照ください。
アロニアはバラ科アロニア属。チョークベリー、セイヨウカマツカという名前でも呼ばれます。カナメモチに近い植物といわれていて、アロニアの特徴は赤い実がつくことです。
花も楽しむことができ、4月から5月に開花します。白、薄ピンクの花を房状にして咲かせ、桜のような美しい姿をしています。
アロニアの実は食べることができ、生で食べることもできますが、とても酸味つよいためジャムやジュースに混ぜることが多いです。日本ではあまり食べられません。
アロニアは日差しを好みます。日当たりが良く、風通しのよい場所で育ててください。地植え、鉢植え共に育てることができますが、湿気は苦手なのでジメジメした場所は避けましょう。
アロニアは水を好みますが、湿気を嫌うので水はけのよい土を選びましょう。地植えの場合はそのまま植えても問題ありませんが、鉢植えの場合は、花と野菜の培養土などを選んでください。
地植えの場合は水やりは自然の降雨で十分とされています。ただし、植えたばかりのころは、根がまだ安定していないので、土を乾燥させないように気をつけましょう。夏場で日照りが続くときは、水を与えてください。
鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。夏場はとくに気をつける必要があります。この時期はアロニアの生育期なので水分を必要とします。水枯れしないように気をつけながら育てる必要があります。
反対に冬は休眠期です。水やりは控えめで問題ありません。与えすぎは根腐れの原因となってしまうので注意しましょう。
アロニアは丈夫な植物です。植え付けのときに腐葉土を混ぜておくだけで十分で、とくに肥料は必要ありません。
アロニアを地植えで育てている場合は、植え替えの必要はありません。ただし、鉢植えで育てている場合はそのまま育てていると、アロニアがどんどん生長するので、ひとまわり大きな鉢を用意して移し替えましょう。
植え替えの時期は12月から2月の植え付けと同じ期間です。植え替えをしたばかりのアロニアはまだ根が安定していないため、土を乾かさないようにたっぷりと水を与えてください。
アロニアは手間がかかる植物ではありません。地植えであればほぼ水やりは不要ですが、生長してくると剪定をする必要があります。
アロニアはあまり樹形が乱れる植物ではありませんが、枝が飛び出した場合や葉や枝が密集している場合は剪定をしてください。剪定の時期は12月から2月が適しています。
適当な枝をカットして、切り口が斜めになるようにします。発根促進剤がある場合は切り口に塗って、挿し木用の土に挿せば数が増やせます。挿し木をしたら、土が乾かないようにたっぷりと水やりをして1ヶ月ほど様子を見てください。
アロニアは丈夫な植物でとくに病気や虫の心配はありません。
アロニアについての花言葉は設定されていませんでした。
アロニアはセイヨウカマツカと呼ばれるので、ここではカマツカの花言葉をご紹介します。「真心」、「愛嬌」、「真実」の花言葉がつけられています。アロニアも美味しい果実をつけるので、この花言葉はマッチしそうですね。
アロニアはとてもすっぱいので、ジャムにするのがおすすめです。ぜひ自宅産のアロニアを食べてみませんか。
GreenSnap編集部