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暖かい季節には緑の葉や花で彩られる庭も、寒くなってくると寂しくなってくるものです。ロータス・ブリムストーンを庭に植えれば、一年を通して楽しめますよ。ロータス・ブリムストーンは、葉のグラデーションがとっても美しい植物です。今回は、そんな緑を楽しめるロータス・ブリムストーンの育て方をご紹介します。
ロータス・ブリムストーンは、多湿な環境が苦手な植物なので、風通しがよく、日当たりのよい場所が適しています。
鉢植えの場合、梅雨などは軒下などに移動して多湿になるのを防ぎましょう。暖地ではそのまま冬越しすることができますが、寒冷地の場合、地植えで育てるのなら、マルチングなどの防寒対策が必要です。鉢植えの場合は、室内に移動しましょう。
ロータス・ブリムストーンの植え付け時には、しっかりと水やりをします。その後は多湿に弱いため、やや乾燥気味に管理しましょう。くれぐれも、水のやりすぎには注意してください。
地植えの場合、基本的には降雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。
ロータス・ブリムストーンへは、年に2度、春と秋に緩効性肥料を与えましょう。
ロータス・ブリムストーンを育てるときは、水はけがの良い土を用いましょう。赤玉土、腐葉土などを混ぜて水はけのよい土壌にします。市販されている草花用の培養土を使うのも便利です。
ロータス・ブリムストーンの植え付け・植え替え時期は、共に3~5月頃または10月頃が適しています。植え付け・植え替えの際、根を傷つけないように注意しましょう。
ロータス・ブリムストーンを植え付ける場所には少し穴を掘っておき、根鉢を崩さないで、用土を戻し入れ植え付けます。
ロータス・ブリムストーンは移植が苦手な植物なので、地植えの場合は植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合は、根詰まりをしてきたら一回り大きな鉢に植え替えをします。根鉢は崩さず、根を傷つけないように気を付けてください。
ロータス・ブリムストーンは、挿し木で増やすことができます。枝の先端15cm程度を切り、下の葉を取り除き、水揚げした後、用土に挿しましょう。
風通しをよくし、株元まで日が入るよう、また樹形を整えるため、剪定・切り戻しが必要になります。蒸れを防止したいので、梅雨前に剪定・切り戻しをしましょう。小枝を間引き、短めに剪定して樹形を整えてください。
また、余分な枝を剪定すれば、風通しがよくなり蒸れ防止につながります。ポイントは、株元まで日が入ることを意識して剪定することです。
梅雨前のほか、秋雨に備え、花後も剪定・切り戻しを行いましょう。蒸れを嫌うロータス・ブリムストーンにとって、風通しをよくすることは非常に重要です。冬を除く他の時期でも、必要があれば、剪定・切り戻しを行いましょう。
ロータス・ブリムストーンは、病害虫の心配は、ほとんどありません。
ロータス・ブリムストーンの葉の色は黄色っぽい新葉から、成長しながらきれいな緑色に変化していきます。全体的にシルバーグリーンに見える時期もあります。
また、ロータス・ブリムストーンは初夏の頃になると、小さな花を咲かせます。葉のきれいなグラデーションはもちろん、かわいい花も楽しむことができますよ。
ロータス・ブリムストーンの育て方をご紹介しました。ロータス・ブリムストーンは、一年を通して庭に彩りを与えてくれるので、カラーリーフとしておすすめの植物です。
草丈も30~60cm程度とお手頃なサイズで、寒さに強く、育てやすい植物です。ロータス・ブリムストーンを育て、緑のある暮らしをしてみませんか?
※トップ画像はMr.Stoneさん@GreenSnap
GreenSnap編集部