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モンキーポッドは、熱帯アメリカ原産の「アメリカネムノキ」とも呼ばれるマメ科の広葉樹です。「♪この~きなんのき、きになるきになる♪」のCMでおなじみの、あの大きな木がモンキーポッドなんです。雨の前や夜になると葉を閉じるという、不思議な習性を持っています。
ここでは、そんなモンキーポッドの育て方についてご紹介したいと思います。
モンキーポッドは明るい場所を好みます。また、寒さには弱いという特徴がありますので、室内の日当たりのよい明るい場所で育ててあげましょう。基本的には10度以上のところで育てたいので、冬の管理には注意が必要です。
日本では、沖縄あたりでないと、屋外で庭木としてモンキーポッドを育てるのは難しいでしょう。
モンキーポッドを育てている土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
鉢植えのモンキーポッドへは、3月頃に緩効性化成肥料を少し置き肥します。それほど肥料を必要としないので、様子を見ながら調整しましょう。逆に肥料を与えすぎると肥料焼けを引き起こしてしまいます。
なお、冬の間は肥料は必要ありません。
モンキーポッドを育てるときは、水はけのよい土を用いましょう。
モンキーポッドの植え替え時期は、春から初夏の頃が適しています。もともと熱帯エリアの植物なので、気温が20度以上になってから行うとよいでしょう。
ひと回り大きい鉢を用意し、根鉢が隠れるように土をかぶせて植え替えます。
モンキーポッドは種から増やすことができます。
種のとがった方の表皮を1ミリくらいカットし、半日ほど水に浸して膨張したら、膨張した種をまきます。たっぷりと水やりをして、日当たりがよく暖かい場所に置いておくと、1週間程度で発芽します。
モンキーポッドは環境が良ければどんどん育ちますので、枝や葉が込み合わないよう、適度に剪定をしてあげましょう。
モンキーポッドはそれほど病害虫の心配はありません。
ここでは、熱帯アメリカ原産のモンキーポッドの育て方をご紹介しました。
モンキーポッドは寒さに弱いので、日本では鉢植えで室内で育てるのが一般的です。冬の管理には気を付けなくてはいけませんが、環境さえ合っていれば比較的よく育ちますので、初心者の方もチャレンジできると思いますよ。
モンキーポッドはそれほど流通量が多くないので、もし出会えたらぜひ育ててみてください。
※トップ画像はギボウシさん@GreenSnap
GreenSnap編集部