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寄せ植えの名脇役になるカラーリーフのアルテルナンテラは園芸界でも人気です。これから育ててみたいという方も多いですよね。このページではアルテルナンテラの育て方をご紹介します。
アルテルナンテラの育てる場所や水やり、用土や花言葉までまとめていますので、ぜひご参照ください。
学名はAlternantheraで、アルテルナンテラというやや長い名前は学名をそのまま読んだものです。他にもアカバセンニチコウ、ツルノゲイトウという呼び方があります。
アルテルナンテラは、ヒユ科ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)の植物で、葉の色が美しい特徴があります。赤、黄色、オレンジ、紫といった葉を楽しむことができ、葉の形も種類によって異なるため、とても観賞価値のある植物です。
アルテルナンテラは日差しを好みますので、日当たりのよい場所で育ててください。耐陰性がある植物であるため、明るい日陰でも育てることが可能です。あまり場所を選ばずに育てることができますよ。
寒さには弱いので、霜がつかない場所に地植えしてください。鉢植えの場合は、冬は室内に入れましょう。
アルテルナンテラの用土は、市販の草花用培養土で問題ありません。自作する場合は、赤玉土、腐葉土を7:3の割合で混ぜて作ってください。
アルテルナンテラの水やりは鉢植えの場合、土が乾いたらたっぷりと与えるのがコツです。土が乾燥したままだと、アルテルナンテラの生育がとまり、枯れやすくなるため注意が必要です。
地植えでアルテルナンテラを育てる場合は、水やりの必要はありません。日照りが続くときのみ水やりをしてください。
アルテルナンテラの肥料は、鉢植えの場合は6月から10月に月1回のタイミングで固形肥料を置き肥をしてください。週1回くらいのタイミングで液体肥料を与えてもよいでしょう。
地植えで育てている場合はとくに肥料を必要としません。ただし、夏は弱りやすいので、化成肥料をまくのがおすすめです。
アルテルナンテラの植え付けは、6月から9月です。
アルテルナンテラは強い植物で、放置していても問題はありませんが、枝や葉が伸びすぎて混み入っている場合は剪定をしてください。湿気がこもらないように夏の前に通気性をよくしておくことをおすすめします。
アルテルナンテラの増やし方は、挿し木、株分け、種まきです。
挿し木は5月から9月が適していますので、剪定で出た枝を利用してもよいでしょう。10センチほど枝をカットして切り口を清潔な土に挿して増やしてください。
切り口には発根促進剤を塗布しておくと根がでやすくなりますよ。
株分けは6月から9月が適しています。鉢植えなどからアルテルナンテラを取り出し、根に付いた土を取り除いてください。このとき古い根や傷んだ根があれば取り除きましょう。ナイフや手を使って根っこから2つに分け、新たな場所に植えることでアルテルナンテラを増やすことができます。
また種子を採取してまくことでも増やせます。ただし種まきで増やせるアルテルナンテラは一部です。種子は5月から7月にまきます。葉が生い茂るまでには時間がかかります。
アルテルナンテラにはまれにナメクジがつくことがあります。鉢底を見てナメクジがいないかチェックして見つけ次第駆除しましょう。ナメクジがつくと、葉を食害される可能性があります。
アルテルナンテラで病気は注意する必要はありません。
アルテルナンテラの花言葉は、「熱するとさめる恋」、「変身」、「燃え上がった情熱」です。
赤い葉はとても美しく、「熱するとさめる恋」、「燃え上がった情熱」という花言葉になったのでしょう。
アルテルナンテラは葉を鑑賞するカラーリーフです。赤い美しい葉は寄せ植えにも向いていますよ。耐陰性もややあり、病気や虫にも強いことから初心者にも育てやすい植物ですので、育ててみませんか。
GreenSnap編集部