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ミズヒキ(水引)の育て方|植え付けの時期はいつ?葉や花の特徴は?

  • タデ科

ミズヒキは東アジアを原産とする、タデ科ミズヒキ属の多年草です。
かつては航海の無事を祈って作られ、現在でも金封などを留める紐に使われる工芸品”水引”に花序が似ていることからこの名がつきました。今にも折れてしまいそうな哀愁漂うミズヒキの花穂は、静寂につつまれる茶室にも生けられることがあります。
今回はミズヒキの育て方をご紹介します。

ミズヒキ(水引)の育て方:栽培する場所


ミズヒキは風通しと日当たりのよい環境を好みます。午前中は日に当たり、午後は半日陰になるような場所が最適です。一日を通して株元へ日光が集中しないような環境を選びましょう。

ミズヒキ(水引)の育て方:水やり

鉢植え栽培のミズヒキには、表土が乾いたら鉢底から水が溢れ出るまでたっぷり水やりをしてください。地植え栽培であれば植え付け以後の水やりは不要です。

ミズヒキ(水引)の育て方:用土


ミズヒキは肥沃な土壌であれば土質を選ばずに育てられます。「赤玉土小粒6:腐葉土4」の割合で混ぜた配合土か山野草培養土の使用で十分です。

ミズヒキ(水引)の育て方:肥料・追肥

ミズヒキは強健な植物なので、とくに肥料を施す必要はありません。葉先が黄色みを帯びている場合は、窒素を多く配合した肥料を6月頃に少量施してください。

ミズヒキ(水引)の育て方の育て方:植え付け


ミズヒキは春の3〜4月、秋の9〜10月に植え付け・植え替え適期を迎えます。

  1. 鉢底ネットを敷いた鉢に、鉢底石を設置する
  2. 鉢の1/3〜2/3の高さまで用土を入れる
  3. 株を鉢の中心に置く
  4. 残りの土で隙間を埋め、鉢縁から2〜3cm下の高さまで土を盛る
  5. 土が乾燥しないように水やりしながら管理する

ミズヒキ(水引)の育て方:花後の管理

ミズヒキはこぼれ種の性質上、放置していると増えすぎる現象が起きてしまいます。個体数を管理したのであれば、花後の花茎を早めに切り戻してください。

ミズヒキ(水引)の育て方:増やし方


ミズヒキはこぼれ種の性質から、手入れがなくても勝手に増えていく植物です。任意の場所で育てたい場合は、花後に摘み取った花茎から種を採取しておきましょう。

ミズヒキ(水引)の育て方:注意する病気

ミズヒキは強健な植物のため、病害虫の被害をほとんど受けません。被害の心配することなく育てられます。

ミズヒキ(水引)の育て方:どんな花を咲かせる?


ミズヒキは8〜10月にかけて、糸のように細い花茎から小さな紅白の花を縦に連なるようにして咲かせます。群生していないとは決して目立つことはなく、ひっそりとした佇まいが印象的です。

ミズヒキ(水引)

ミズヒキの花言葉は「慶事」「祭礼」です。
花序や小さな花に見られる”紅白”を、祝い事の象徴として捉える日本文化になぞらえています。

ミズヒキ(水引)の育て方を知ろう


ミズヒキは日当たりのバランスをとれた場所に置いてしまえは、手入れいらずであっという間に育つ植物です。炎天下の夏空のなかでも目立たず静かに風に揺れている様子には、風情すら感じます。

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ミズヒキ(水引)の基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Antenoron filiforme
別名
原産地
東アジア

ミズヒキ(水引)の性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性
あり

時期

種まき
3月 、4月、9月、10月
植え付け・植え替え
3月 、4月、9月、10月
肥料
6月
開花
8月 、9月、10月

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