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ヤナギバルイラソウとは|似た花や花言葉は?駆除しなくてはいけない?

  • キツネノマゴ科
  • ルイラソウ属

道路沿いでもたまに見かるヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)は、春先から秋の終わり頃まで長い期間、鮮やかなかわいい花を咲かせます。ただし、あまりの繁殖力の高さゆえに、道路などに繁殖したものは駆除対象となっています。ここでは、そんなヤナギバルイラソウの特徴や駆除方法のほか、花言葉や育て方などについてもご紹介します。

ヤナギバルイラソウとは、どんな花?

ヤナギバルイラソウは、キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草です。日本には沖縄経由で1970年代に持ち込まれ、暖地を中心に自生する帰化植物となりました。

繁殖力の高さと外来種であることから雑草として扱われ、現在は駆除対象の植物となっています。

開花時期

ヤナギバルイラソウは、7〜9月頃に開花時期を迎えます。

花の特徴

茎の先端からサザンスターにも似た、花茎4〜5cmの紫やピンク色の花を咲かせます。5枚の花びらには細かいシワが入り、淡い紫が映える花姿には透き通るような繊細さをおぼえます。

ヤナギバルイラソウの花言葉

ヤナギバルイラソウの花言葉は「正直」「勇気と力」「愛らしさ」です。

力強く生長し、愛らしさにあふれる花が咲くヤナギバルイラソウを象徴しています。

ヤナギバルイラソウに似た花

ヤナギバルイラソウに似た花として、「ムラサキルエリア」が挙げられます。花の姿は似ていますが、ヤナギバルイラソウの葉っぱが細長いのに対して、ムラサキルエリアの葉っぱはやや太めという違いがあります。

ヤナギバルイラソウの育て方

栽培場所

ヤナギバルイラソウは風通しと日当たりのよい場所で栽培します。繁殖力の高さから、どんな環境下でも栽培できる点が魅力です。反面、他の植物の住処を奪う雑草としての側面もあります。

もし育てたい場合は、基本的には繁殖を抑制できる鉢植え・プランターで栽培してください。

水やり

ヤナギバルイラソウには表土が乾いたらたっぷり水やりをします。もともと亜熱帯〜熱帯地域に自生する植物なので、過度な乾燥には注意が必要です。

土づくり

ヤナギバルイラソウは市販されている山野草培養土の使用をおすすめします。ヤナギバルイラソウは道端でも元気に育つので、土質に固執しなくても問題ありません。

肥料・追肥

ヤナギバルイラソウは強健な性質をもつため、肥料を施さずとも生育できます。花つきをよくしたい場合のみ、春の3〜4月と秋の9〜10月の合計2回、少量の緩効性肥料を施しましょう。

植え付け


ヤナギバルイラソウは4〜5月に植え付け適期を迎えます。

  1. 鉢の縁から2〜3cmの高さまで、用意した土をいれる
  2. 重ならないように種をばらまく
  3. 薄く土を被せて霧吹きで湿らせる
  4. 土が乾かないよう水やりつつ管理する
  5. 本葉が4〜6枚になったら適度に間引く

花後の管理

ヤナギバルイラソウは熟した種を周囲に飛散させる性質をもつ植物です。そのため鉢植えで栽培していたとしても、ヤナギバルイラソウが庭に拡大してしまうおそれがあります。秋に結実したサヤはしっかり摘み取るようにしてください。

増やし方

ヤナギバルイラソウはこぼれ種で自然と増えるため、基本的に放置で問題ありません。任意の場所で育てたいのであれば、サヤから種を採取し、4〜5月に改めて種をまきましょう。

注意する病気

ヤナギバルイラソウは病害虫の被害をほとんど受けない力強い植物です。被害を心配せずに安心して育てられます。

ヤナギバルイラソウの育て方を覚えよう

ヤナギバルイラソウは持ち前の繁殖力で、お手入れをせずとも元気に育ちます。園芸にはつきものの維持管理が簡単で、美しい花を咲かせてくれるヤナギバルイラソウは初心者の方にもおすすめです。

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ヤナギバルイラソウの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
Nasturtium officinale
別名
原産地
南米

ヤナギバルイラソウの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
やや弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
4月 、5月
植え付け・植え替え
4月 、5月
肥料
3月 、4月、9月、10月
開花
7月 、8月、9月

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