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ニーレンベルギアは小さく愛らしい花ですが、紫色の星のような形の花は庭にあると存在感があります。このページでは、ニーレンベルギアの育て方を紹介していきます。
ニーレンベルギアがどんな花なのか知りたいという方もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ニーレンベルギアはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の植物で、学名は「Nierembergia」です。学名をそのまま呼び名としていますが、「銀盃草」、「カップフラワー」と呼ばれることもあります。
花が盃状になっていることからこのような別名がつけられています。
メキシコなど南アメリカ原産の植物で、花期は5月から10月です。5枚花弁で花の色は紫が多いですが、白、青もあります。
ニーレンベルギアを育てる場所は明るく日が当たる場所で、なおかつ風通しのよい場所をおすすめします。ニーレンベルギアは鉢植え、地植えどちらでも育てることが可能ですが、どちらでも風通しがよく日の当たる場所で育ててあげます。
ニーレンベルギアに適した用土は、水はけのよいもので、市販の草花用培養土でも問題ありません。
用土を自作する場合は、赤玉土、腐葉土、ピートモスを5:3:2の割合で混ぜるとよいでしょう。
地植えの場合は、降雨のみで育ちます。しかし、真夏の高温な時期に日照りが続き、土が乾ききっている場合は水やりをしてください。朝や夕方など気温が落ち着いている時間帯がよいでしょう。
肥料を与える時期は4月から10月で、鉢植えの場合は緩効性化成肥料(固形肥料)と液体肥料を与えましょう。
地植えの場合は固形肥料のみで問題ありません。
ニーレンベルギアの植え付けは3月から7月です。花期が長い植物で5月から10月まで楽しめますが、夏に植えてしまうと花があまり楽しめなくなるため、遅くとも7月までには植えるようにするとよいですよ。
湿気に極端に弱い植物ではありませんが、葉が混み入ってきたら湿気が出やすくなるので、適宜取り除いて通気性を良くしましょう。
またニーレンベルギアの手入れとして切り戻しも必要です。切り戻しとは剪定の1つで、6月から9月に行います。半分ほどの大きさになるように剪定用ハサミを使ってニーレンベルギアをカットします。切り戻しをすることで、株が若返り、また花を咲かせるようになります。
ニーレンベルギアの増やし方は挿し木と種まきです。
ニーレンベルギアの挿し木に適する時期は4月から6月、または9月から10月です。この時期に適当な枝をカットして、清潔な土に挿して増やすことができます。挿し穂から根が出るまでは1ヶ月ほど時間がかかりますので、それまでは水やりをして管理をしましょう。
種まきは4月から5月が適しています。今まで育てていたニーレンベルギアから種子を採取して増やすことができます。
注意する害虫はアブラムシ、ナメクジ、ハダニです。寒い時期以外ではハダニ、アブラムシの被害に遭いやすいです。とくに春は害虫の発生に注意しましょう。株の通気性をよくして、こまめに葉や茎をチェックして虫がついていないか見てみましょう。葉の裏に水をかけると、ある程度予防ができます。
注意する病気は、立枯病です。湿気が原因で6月から9月に発生しやすいです。地植えで水はけが悪い場所の場合は、適宜移し替えてください。
ニーレンベルギアの花言葉は、「心が和む」、「楽しい追憶」、「平和」、「許されざる来い」、「清楚」です。
ニーレンベルギアは花期が長くたっぷりと楽しめる植物です。5枚花弁の花は星型のカップのようで愛らしいですよ。ぜひお庭にお迎えしませんか。
GreenSnap編集部