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トリテレイアという植物は、透き通る青や紫の花弁が美しい植物ですが、どのように育てたらいいのか気になりますよね。このページでは、トリテレイアの育て方を解説しています。
花期や土選び、水やり、肥料だけでなく、トリテレイアの花言葉についても記載しましたので、これから育ててみたい方はぜひご参照ください。
トリテレイアはキジカクシ科トリテレイア属の植物で、以前はブロディアエア属に含まれていましたが、そのうちのいくつかが独立してトリテレイアとなりました。そのため、ブロディアと呼ばれることもある北アメリカ原産の植物です。
アガパンサスに似ていることと、アガパンサスよりもやや小さいことからヒメアガパンサスとも呼ばれます。
トリテレイアの花期は6月から7月のあたたかくなった初夏に開花します。カラーバリエーションは豊富で、青、紫、白、ピンク、赤、黄色がありますが、青、紫が多いです。
草丈は30センチから80センチの育てやすいサイズでお庭の地植えにも、鉢植えにも向いています。
トリテレイアを育てる場所は日のよく当たる水はけのよい場所です。鉢植え、地植えどちらでも育てることができ、冬の寒さをやや苦手とするため、鉢植えの場合は室内や軒下に移してあげてください。
トリテレイアの用土は、鉢植えの場合は、市販の草花用の培養土で問題ありません。自分で用土を作る場合は、赤玉土、腐葉土、軽石を6:3:1の割合で混ぜて作ってください。軽石を入れることで水はけがよくなりますよ。
地植えの場合は、水はけのよい場所の土で育ててください。
トリテレイアの水やりは、鉢植えで育ててるならば土の表面が乾いたらたっぷりと与えることを心がけてください。ただし、花が咲いたあとはトリテレイアが休眠期になりますので、水やりの回数を徐々に減らします。
地植えでトリテレイアを育てている場合は、とくに水やりをする必要はないのでそのまま育ててください。真夏で日照りが続き、土の表面が乾いているときは水やりをしてもよいでしょう。
トリテレイアの肥料は地植えの場合は、元肥料としてまず固形肥料を混ぜておきます。3月から5月に液体肥料を追肥として与えるときれいな花が咲き、また花後の回復がよくなります。
花後は液体肥料を与えましょう。肥料は与えすぎると肥料焼けをすることがありますので、適量を守ってください。
トリテレイアの植え付けは10月から11月の涼しい時期に植え付けをしてください。
トリテレイアには花がらつみが必要です。そのままにしておくと、茎などが傷みますので、花茎の付け根からカットしてください。
花茎(かけい)とは花がつく茎のことで、花をたどり枝分かれする部分があればそこからカットします。葉に当たったらその部分からカットしましょう。
またトリテレイアは球根を掘り上げして再利用することもできます。葉がしっかりと枯れたことを確認して、球根を土の中から掘り起こします。このときスコップなどで作業をすると、球根を傷つけることがあるので気をつけましょう。
取り出した球根は、秋まで保管します。ネットに入れて乾燥させ湿気のない場所で保管するとよいですよ。
掘り上げは必ずしもやらなければいけない作業ではありませんが、また球根は使えますのでぜひやってみましょう。
また葉が混みあってきたら蒸れやすく湿気で弱ることもありますので、適宜葉が密集している場合は取り除いてください。
トリテレイアは球根植物ですので、増やし方は分球(ぶんきゅう)です。自然に分球して増えることがありますよ。
トリテレイアは強い植物でとくに注意する害虫や病気はありません。
トリテレイアの花言葉は「淡い恋」、「受け入れる愛」です。
トリテレイアは育てやすい植物で、球根は掘り上げしてまた利用することもできますので試してみてください。水やり頻度も多くはありませんので、手入れも少ないですよ。花がらつみだけ気をつけて育ててあげましょう。
GreenSnap編集部