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パンジーもビオラも駅前の花壇でよく見かけ、ガーデニング、寄せ植えでもよく見かけ、草丈が低く花付きがよいため、こんもりしていてかわいく人気があります。
このページでは、パンジーとビオラの違い、見分け方について記載しています。パッと見はとても似ている両者ですが、違いはあるのかご参照ください。
パンジーは、スミレ科スミレ属の賞物です。花壇によく植えられていて、寄せ植えの定番の植物です。
パンジーのカラーバリエーションはとても豊富で、開発が進んでいます。赤、黄色、オレンジ、紫、その他バイカラー(複色)があります。パンジーの花期は長く10月から5月で、丈夫なことが特徴です。夏の暑さ、冬の寒さにも強く、屋外でしっかりと育ちます。パンジーは日当たりのよい場所を好み、花付きがよいのが特徴です。
ビオラはスミレ科スミレ属で、パンジーと同じスミレの仲間です。ビオラは、パンジー同様、ガーデニングでよく利用され、寄せ植えでもよく見かけます。こちらも丈夫な植物で、耐寒性、耐暑性ともに抜群で、屋外でも育てやすい植物です。
ビオラはパンジーよりも後に生まれた植物で、40年ほど前まではカラーバリエーションはあまりありませんでした。しかし、開発が進み、現在では、オレンジ、黄色、水色、バイカラーなど色が豊富です。
パンジーとスミレは両者ともにスミレ科スミレ属ということがわかりました。植物学上は同じ植物として扱われます。しかし、園芸界では区別をしたほうが便宜上よいため、分けています。カラーバリエーションが豊富で、大きさにも違いがあるため、名前を分けて区別するようになりました。
つまりパンジーとビオラは、属性上は同じ植物ということになります。
パンジーとビオラは同じ植物ですが、園芸界では便宜上、それぞれの花の大きさで名前をつけて区別をしています。
パンジーとビオラの見分け方は、大きいほうがパンジー、小さいほうをビオラと覚えると区別がしやすくなります。具体的には花の大きさが5センチ以上か、それより小さいかで見分けることができます。
花の大きさが5センチ以上であればパンジー、4センチ以下はビオラです。
パンジーは大きな品種も多く開発されていて、10センチ以上のパンジーも存在します。どちらも開発が進み、4センチ以下の小さなパンジーや5センチ以上の大型のビオラも存在します。
このように、パンジーとビオラの違いはあいまいで、学術的には区別はされず、同じ植物とみなします。
花の大きさで区別をするのが一般的ですが、カラーバリエーションの豊富さでも見分けることができます。華やかなカラーが多いのがパンジーで、こぶりでシンプルなものがビオラです。
パンジーもビオラも種類がとても多いため、区別があいまいなものも存在します。パンジーともビオラとも判断つきにくいものはパノラという名で園芸店で売られることもあります。
パンジーとビオラの育て方はほぼ同じで、どちらも育てやすい花として知られていますが、強いていうならビオラの方が育てやすいといわれています。
これはビオラの方が小型品種であり、冬に花が凍結して損傷するリスクが少ない、パンジーよりも地面に近い場所に花がつくため寒波にあたりにくい、などの理由があげられています。ただし、そこまで大きな違いはないと思われますので、そこまで栽培難易度は気にしなくていいのではないでしょうか。
パンジーとビオラは学術的には同じ植物ですが、園芸店で販売する際に区別をしてあるとよいため、5センチ以上かどうかで区別をしています。小ぶりで華奢な花がビオラで、花弁がふんわりと大きい花がパンジーと覚えておくと見分けやすくなりますよ。
GreenSnap編集部