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公園や海岸沿いの松林でお子さんと一緒に松ぼっくりを拾うことがあるでしょう。拾ったら家に持ち帰ることも多いと思いますが、ただ拾い集めておくだけでなく、一緒に工作をしてみるのはいかがでしょうか。今回はお子さんと楽しく作れる簡単な松ぼっくりツリーの作り方をご紹介します。
松ぼっくりは一年中、いつでも拾うことができます。より多く拾いたい場合は、10月~12月頃がおすすめです。その季節でも特に風が強い日の翌日あたりに海岸沿いや林道など松が生えている場所に行くと、多く拾えるでしょう。
松の木から松ぼっくりが落ちるタイミングは、カサが開いて種が全部飛んでいったあとなのですが、松の枝と松ぼっくりの付け根の部分が硬くくっついていたら何年たっても落ちてきません。枝と付け根の部分が離れるタイミングはマチマチなので、松ぼっくりは1年中手に入れることができるのです。
松ぼっくりで工作を始める前に、松ぼっくりの下処理についてご紹介します。
公園などで拾い集めた松ぼっくりには、汚れや虫などがついていることもあるので、確認してから家に持ち帰りましょう。もし近くに多少のドロ汚れを落としてもよさそうな洗い場があれば、家に持ち帰る前にそこで軽く洗っておくとよいでしょう。
1.まずは使い古した歯ブラシなどで、目立つ汚れをさっと磨いて落とします。
2.水を溜めたバケツの中に松ぼっくりを入れ、ふり洗いをします。これで松ぼっくりの鱗片の奥に詰まった泥やゴミを落とすことができます。
3.次に虫や松ヤニを取るための煮沸を取るための煮沸をします。使わなくなった鍋に熱湯を沸かして松ぼっくりを入れて5~10分ほど煮沸します。熱湯でゆでている間に松ヤニが溶け出し、アクのようにでてきますので、それをお玉ですくったり、キッチンペーパーなどで吸い取るようにして取り除きます。
4.ざるに挙げて新聞紙の上などで乾かして完成です。
※松ぼっくりは煮沸している間に、カサが閉じますが、鍋からあげて乾かしていくうちにまた開いてくるので大丈夫です。
作業時間目安:5~10分程度
お子さんと一緒に楽しく作れる簡単な作り方をご紹介します。
1.まずは下処理の済んだ松ぼっくりと土台を合体させます。ペットボトルのキャップなどのほか、ラップの芯を短く切ったもの、コーヒーフレッシュのカップや一口ゼリーなどの容器が使えます。容器の中に梱包材を詰めておくとより安定しやすくなります。
強力なボンドやグルーガンなどをを使って接着することをおすすめします。
2.松ぼっくりに好みの色の絵の具やマニキュアなどを使って色付けをします。
3.絵の具やマニキュアが乾かないうちにスパンコールを貼りつけます。
4.そのまま乾燥させて完成です。
クリスマスツリーとサンタさんのオブジェを並べて張り付けたり…
ビーズを鱗片の先に規則正しく並べるとよりリアル。キラキラ光るツリーのオーナメントに見えます。
ペットボトルキャップに麻紐やシックなリボンを巻き付けるとかわいらしさがアップ。鱗片の隙間に手芸用綿を載せて雪が積もっているようなイメージに。
いかがでしたでしょうか。今回はお子さんと一緒に作れる簡単な松ぼっくりツリーの作り方をご紹介しました。松ぼっくりツリーの工作を通じて、種類や簡単なしくみについてもふれてみましょう。
GreenSnap編集部