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レタスは種類が豊富な野菜で、一般的に知られている品種以外でも、スーパーで手軽に購入が可能です。このページでは、スーパーなどで見かけることのあるレタスの種類を画像とともにご紹介しています。栄養についてもまとめましたので、ぜひご参照ください。
レタスは、キク科アキノノゲシ属の植物です。レタスという名前で知られていますが、和名は「チシャ」です。見た目が似ている野菜で、キャベツがありますが、こちらはアブラナ科の植物でまったくの別物です。レタスは日が長くなる時期に同じキク科のタンポポのような黄色い花を咲かせます。
レタスの花はとても短く、朝1時間ほどしか開花しないのが特徴です。
水分を豊富に含む野菜で、生食はもちろんですが、茹でたり、炒めたりして食べることもできます。
レタスは10種類以上あります。それぞれ見た目や特徴に違いがあります。
スーパーなどで見られるレタスは次のものがあります。
一般的にレタスというとこの玉レタスを指します。丸い品種のレタスで、みずみずしい野菜です。シャキシャキとしていて繊維質な特徴があり、生食はもちろんですが、茹でて食べることも多いです。
レタスは水分が多いことで有名ですが、なんと90%以上が水分でできています。栄養もあり、βカロテン、鉄分、ビタミン、カリウム、食物繊維など入っています。
焼肉と一緒に食べることがあるサンチュは、リーフレタスの仲間です。葉のフチに波があり、縮れていてヒラヒラしている見た目が特徴的で、玉レタスと比べるとぱりっとしています。ビタミンC、カルシウム、カロテンが含まれて栄養豊富です。
サラダ菜もよくスーパーで見かける野菜で、サラダコーナーで売られています。玉レタスと比べて、柔らかいですが、肉厚な特徴があります。
玉レタスは白い部分がありますが、サラダ菜は白い部分が少ないのが特徴です。ビタミンEが豊富で、さらにカリウムも含みます。
グリーンリーフは丸くならないレタスの一種です。葉はやわらかく、苦みが少ないため、食べやすい品種として知られています。他のレタスと比較してカリウムが豊富なので、むくみが出やすい方に向いているでしょう。
他にもグリーンリーフには、ビタミンB、鉄分、カルシウムが豊富で体によい野菜と言えます。スムージーに使用されることもあるレタスです。
サニーレタスは丸くならないレタスで、赤紫色になっているのが特徴です。アントシアニンが入っているため赤くなっていますが、こちらは体によい成分です。さらにアントシアニンはアンチエイジング効果が期待される成分として知られています。
サニーレタスは、βカロテンを玉レタスの15倍も含みます。ビタミンC、ビタミンE、カルシウムも豊富で、レタスのなかでも特に栄養価が高いレタスです。
ブーケのようなレタスで、お店では容器に入れて売られていることがあります。こちらはヨーロッパで改良されたレタスの一種で水耕栽培されることが多いです。苦みがないため、食べやすいレタスです。
水分は玉レタスと比べて少なく、βカロテンは玉レタスの5倍含みます。さらにブーケレタスにはビタミンCも豊富で、体にとてもよいレタスです。
ロメインレタスは見た目が白菜のような姿をしています。丸くならないレタスで、ぱりっとしていて肉厚で食べ応えも抜群です。シーザーサラダとの相性がよく、レストランで出されることもあります。
ロメインレタスは一般的なレタス(玉レタス)と比べて栄養が豊富で、βカロテンや葉酸を含むため、とても体によいとされています。
エンダイブは聞き慣れない名前ですよね。苦みが特徴的で、ニガチシャと呼ばれることもあり、チコリーにも似ています。
カルシウム、カリウムが豊富でさらにカロテン、ビタミンKも多く含みます。
レタスにはいろいろな種類があることがわかりました。レタスという名前ではなく、サニーレタスなど名前がつけられているのでスーパーで探してみませんか。
自宅での栽培もできるので、色々な種類を育ててみて味や食感の違いを感じてみましょう。
GreenSnap編集部