優しく日差しを遮ってくれるグリーンカーテンは見た目も美しく近年注目されています。きゅうりでもグリーンカーテンを作ることができます。

このページでは、きゅうりのグリーンカーテンについて解説しています。カーテンにするために必要な道具や時期、手入れなどについてまとめましたので、ご参照ください。

きゅうりのグリーンカーテンのメリットは？

Photo by 監事さん@GreenSnap

きゅうりはつる性のある植物ですのでネットにからませやすく、葉も大きいのでグリーンカーテンに向いています。

葉の隙間からは適度に光が入るので、完全に遮光されるわけではなく、ほどよい光加減となるメリットがあります。風に葉がそよぐと、涼し気に感じられるメリットもあるのです。もちろん、きゅうりの実も収穫できます。

きゅうりのグリーンカーテンで準備するもの

きゅうりのカーテンを作るためには次のものをご用意ください。

• きゅうり
• プランター
• ネット
• 支柱
• 土
• 肥料
• 紐

ネットはグリーンカーテン用として園芸店などで売られています。大きさは窓2枚分ほど、高さは3mほどのものをおすすめします。このくらいの大きさのネットであれば、しっかりと窓をカーテンで覆えるでしょう。

きゅうりは根をよく張る植物なので、プランターは深さが30cm以上で安定感があり土がたっぷりと入るものを選び、ネットの幅に応じた個数用意します。

土は野菜の培養土で問題ありません。ネットのみだときゅうりの重さに耐えられませんので、支柱を用意しましょう。支柱とネット、そして軒下にくくりつけるための紐も必要です。

きゅうりのグリーンカーテンの作り方

Photo by つかぽんさん@GreenSnap

きゅうりのグリーンカーテンは、5月中旬から6月下旬の苗の植え付けと同じタイミングにネットを張って作りましょう。

ネットは雨どいなどに紐で固定し、垂直ではなく、斜めになるようにしてネットを張ります。目安として70°くらいの角度がよいでしょう。

苗のすぐそば支柱を立ててネットの反対側を結び、つるを誘引していきます。

グリーンカーテンにしているキュウリのお手入れ

きゅうりは水切れしないように、水やりを忘れないようにしましょう。また、つるが伸びてきたら、枝分かれさせるために摘心を必ず行なってください。

きゅうりのカーテンは収穫できる？

Photo by ちょびさん@GreenSnap

グリーンカーテンにしているきゅうりもうまく育てれは、通常通り収穫ができます。実の大きさが15〜20cmになったら収穫のタイミングです。そのままにしていると重くなりカーテンが垂れ下がるので、放置せずに必ず収穫していきましょう。

きゅうり育てるついでにグリーンカーテンにしてみよう！

Photo by みゆさん@GreenSnap

暑い夏は窓からの熱で室内が暑くなりがちですので、グリーンカーテンを作ってみましょう。きゅうりは夏によく生長するので、カーテンになって日差しをカットしながら美味しいきゅうりの収穫もできます。

ぜひカーテンも楽しみながら栽培を楽しんでみてください。