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ミニトマトは日当たりさえよければ、ベランダでも育てることが可能です。集合住宅でも育てられますので、チャレンジしてみませんか。このページでは、ミニトマトのベランダ菜園についてまとめています。
プランターで育てるコツや、置き場所について解説していますので、ミニトマトを食べるのが好きな方はぜひご参照ください。
ミニトマトといえば、家庭菜園初心者にもおすすめな、育てやすい夏野菜のひとつですね。ミニトマトはプランターでも栽培ができるため、ベランダ菜園でも育てることができます。
初心者であれば苗からの栽培がおすすめで、苗の植え付けは4月〜5月、収穫は7月〜9月です。夏の暑い時期に収穫できるため、夏野菜として知られています。
ミニトマト栽培は初心者向きではありますが、放置しておいて勝手に育つ植物ではなく、病気や害虫の被害にもあいやすいので、しっかりお手入れしてたくさんの収穫を目指しましょう。
ベランダ菜園でミニトマトを育てる場合に必要なものは次のものです。
ミニトマトは気温が高くなるとよく生長します。枝がどんどん伸びるので、支柱を使用してください。ミニトマト用の支柱としてらせん状のものが売られていますので、こちらを選ぶのがおすすめです。
プランターは深さ30cm以上のものを用意しよう!
プランターは深いものをおすすめします。深さが30cm以上あるものがよいでしょう。深さのあるプランターがミニトマト栽培に向いている理由は、ミニトマトはよく根を張る植物だからです。
深いと安定感もあるため、上に伸びていっても倒れにくくなります。深い分、土の量も増えますので、その分だけ栄養も豊富ということになります。水持ちもよくなりますので、しっかりとしたプランターを選んでください。
ミニトマトのベランダ菜園の始め方は、春に苗をプランターに植え付けしてからスタートします。
ミニトマトが育ってくると、わき芽が次々と出てきます。そのままにしていると実がなるための栄養をすべて吸収して枝や葉だけが育ち、肝心な実がならなくなってしまうので、定期的に摘み取るようにしましょう。
また、ミニトマトのプランターには支柱を立てて育てましょう。花が咲いてもすぐに落ちてしまったり、実がならない場合は、ミニトマトを支える支柱を軽く叩いたり、ゆすったりすと人工授粉で実がなりやすくなります。
ほかにも、ミニトマトは雨に濡れるのを嫌います。絶対ではありませんが、水やりの際にはできるだけ葉や茎に水がかからないようにあげるとよいでしょう。
ベランダ菜園でミニトマトを育てるコツは、プランターの置き場所に注意することです。日当たりと風通しのいい場所に置いて、なおかつベランダの床からの照り返しを防ぐ工夫をしましょう。
風通しが悪い、湿っている場所では病害虫の被害に遭いやすく、日照不足では実がなりづらいので注意が必要です。具体的には下記の点に注意してください。
ベランダ菜園でミニトマトを育てる場合は、日当たりに注意してください。ミニトマトは日当たりのよい場所が大好きで、たっぷりと日差しを当てる必要があります。おいしい果実を収穫するためにも日当たりは必要不可欠です。
午後になると日陰になる場所は不向きです。時間によって日当たりが変わる場所にはご注意ください。近くに日陰になるものを置いている場合は、配置を変えてミニトマトに日差しが当たるよう工夫をしましょう。
ミニトマトは風通しのよい場所を好みます。ベランダ菜園の場合は、室外機の近くや、隣の部屋とのパーテーションの近くを避けましょう。室外機からでる風に当たらないように、すだれを使用して対応することもおすすめします。
鉢底石を入れると、通気性もよくなりますのでおすすめです。底が見えなくなるくらいたっぷりと敷いて育てると病害虫の対策にも繋がります。
ベランダの床に直接ミニトマトを置くと、照り返しで高温になる可能性があります。プランターの下にすのこやレンガを敷いてから置くとよいでしょう。
できるだけベランダの床とプランターの距離をはなしてあげるといいです。
ベランダでミニトマトを育てる場合は、鳥害対策も必要となります。鳥害対策の代表としてはネットを張ることです。ミニトマトを食べに鳥が次々にやってきて、糞の被害に遭うこともあり得ます。隣の部屋に迷惑をかけないためにもしっかりと対策しましょう。
また、害虫対策も必要です。1階や2階など地面に近いベランダの場合は、害虫が侵入することもあります。増えてしまうと近所迷惑にもなりますので、虫が嫌うハーブ(ミントなど)と一緒に育てるとよいですよ。
ミニトマトは畑で育てるイメージが強いかと思いますが、お庭やベランダ菜園でも栽培が可能です。深めのプランターと支柱があれば育てることができ、夏には美味しい果実が収穫可能です。
集合住宅の方もぜひ自分で育ててみませんか。
七尾びび
GreenSnap編集部