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園芸店などで土の近くに売られているウッドチップはどんなものなのか、どんな効果があるのか気になりますよね。このページでは、ウッドチップについて解説しています。
ウッドチップとバークチップの違いについてもまとめましたので、ぜひご参照ください。
ウッドチップは、スギ、松、サクラ、ヒノキなどを砕いて細かくしたチップのことです。砂利の代用として庭に敷き詰めることもありますが、ガーデニングにも多く使われることがあります。見た目がナチュラルで美しいだけではなく、園芸上さまざまな効果があります。
ウッドチップのなかには、バークチップと呼ばれるものがあります。
まず、ウッドチップは、ヒノキ、松、スギなどの針葉樹やサクラを代表する広葉樹など、さまざまな木材を砕いて作ったもののことです。使用される木材の種類が多いため、さまざまな木材の香りがします。ウッドチップに使用される木材の配分によっても香りが異なるのが特徴です。
対してバークチップとは、松の樹皮を細かく砕いて作ったものです。当然ですが、バークチップは松の香りしかしません。バークチップはウッドチップと比べて、丸みがある特徴があります。
バークチップは1粒のサイズが大きく、広範囲の使用に向いています。庭全体にチップを敷き詰めたいときは、バークチップがよいでしょう。
ウッドチップの木材の香りには癒しの効果があります。これにはヒトの神経に作用し、リラックスを促すそうです。不安解消、不眠解消にもよいのですよ。しかし、香りは徐々にうすらいでいきます。
ウッドチップから香る成分が雑菌の繁殖を防ぎ、悪臭も予防してくれます。また微生物や害虫を寄せ付けないので、植物を健康的に育てることも可能です。
またウッドチップは平らで大きいことから、土に当たる日差しを遮ることができます。これによって雑草が生えにくくなるメリットもあります。
ウッドチップの使い方は単純です。植物を植えている土の上に敷き詰めるだけです。庭など地面に敷き詰める場合は、あらかじめ雑草を抜いてからウッドチップをしきつめる必要があります。数年で自然に還りますので、2年ほどしたら、新たにウッドチップを敷くことをおすすめします。
鉢植えでは植え替えのタイミングでウッドチップも新しくしましょう。
ウッドチップを敷くと、土が隠れますので、土の状態がわかりにくくなります。土が乾燥しているのか、潤っているのかがわかりにくいので、水やりのタイミングが判断しづらくなります。
湿気が多いと、ウッドチップにカビが生えやすくなりますので、注意が必要です。ウッドチップを鉢植えに使用する場合は、水はけがよい土、通気性のよい場所で管理をしましょう。
ウッドチップはホームセンターや園芸店で売られています。
インターネットでは種類が多いので、ネットをおすすめします。値段は、1リットルあたり200円から350円ほどです。
ウッドチップを敷くと、見た目がとてもよくなり、メリットが豊富です。ほのかな天然の木材の香りがしますので、癒し効果も抜群ですよ。ナチュラルな仕上がりになりますので、試してみませんか。

GreenSnap編集部