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秋野菜には根菜や葉物などが多く、栄養価も高いことが特徴です。和食に定番の人参や大根をはじめ、石焼き芋で人気のサツマイモなどがあります。秋野菜も他の季節の野菜と同様で、家庭菜園で育てられる野菜が多いです。
ここでは、秋野菜の人気品種や種まき、収穫時期などについてご紹介していきます。
【種まき:4月上旬~5月上旬/植え付け:4月上旬~6月下旬】
かぼちゃは、秋野菜としてとても有名ですね。かぼちゃは南アメリカ原産で、病気や害虫などにも強く育てやすいです。ビタミンC、A、そしてβ-カロテンなどを含み、栄養価が高い野菜としても知られています。
かぼちゃには「西洋カボチャ」や「日本カボチャ」などがあり、数多くの品種があります。
【植え付け:5月~6月】
秋の季節になると、サツマイモが恋しくなりますね。食物繊維やビタミンA、Eなどが豊富で、大学いもや天ぷらなどで美味しく召し上がれます。
さつまいもは、一般的に苗を植え付けて栽培します。畑だけでなくプランターでも栽培することが出来るので、家庭菜園にもおすすめです。
【種まき:2月下旬~6月上旬】
秋野菜には根菜が多く、ごぼうもその一つです。ごぼうの種まきは春と秋の時期が可能で、春まきは2月下旬~6月上旬頃、秋まきの場合は9月中旬~10月頃が最適です。
種まきや収穫時期は、地域や品種によって異なります。きんぴらごぼうや牛肉とごぼうのしぐれ煮など、ごぼうを使用する和食のレシピは沢山あります。
【種まき:2月上旬、3月下旬~4月】
カブも秋野菜の一つとして知られています。春と夏の時期に種まきすることができ、種まきから収穫までの時期は約2か月です。露地栽培だけでなくプランターでも栽培できるので、家庭菜園で育てることができます。
かぶはどの品種でも栽培しやすいですが、とくに「しらたま」や「はくれい」などの品種は初心者でも育てられます。
【種まき:3月中旬~4月】
大根は春と秋の時期に種まきができます。春は3月中旬~4月頃、秋の場合は8月下旬~9月下旬頃が最適な時期です。
大根の根の部分にはジアスターゼと呼ばれるでんぷん分解酵素が豊富に含まれ、消化を促進する働きがあります。一方、葉の部分にはビタミンC、A、そしてカルシウムなどが豊富です。日本料理では大活躍する野菜で、みそ汁の具やサラダなどで美味しく召し上がれます。
【植え付け:3月下旬~5月】
粘り気がある食感のサトイモは、東南アジア原産の根菜です。サトイモは、芽が出た種芋を植え付けて育てます。発芽までには1か月程度かかり、日当たりが良い環境を好みます。
でんぷん以外にカリウムなども豊富なので、高血圧の予防効果があります。開花時期には黄色い花が咲きますが、日本の環境で咲くのはとても珍しいです。
【植え付け:3月~4月】
レンコンは池や田んぼなどで栽培されている姿を見かけますが、プランターでも育てることができます。一般的に種芋を植えて育て、開花時期にピンクは色や白色などの綺麗な蓮の花が咲きます。
ビタミンや食物繊維などが豊富なので、美容効果も期待できます。
【種まき:3月~10月】
チンゲンサイの種まきは、温暖な地域では3月~10月頃、涼しい地域では5月中旬~9月上旬頃が最適な時期です。生育の適温は約20度前後のため、春から秋の時期にかけて栽培できます。
ビタミンA、C、そしてカルシウムや鉄分などが豊富な緑黄色野菜で、炒め物やあんかけなどさまざまな調理法で料理されます。
【種まき:6月中旬~9月中旬】
緑黄色野菜の人参も、代表的な秋野菜です。種まきは春と夏の時期にすることが出来、春まきは2月中旬~5月中旬頃、夏まき(初夏、晩夏を含む)の場合は5月中旬~9月中旬頃です。
栄養価が高いことでも知られ、とくにカロテンには抗酸化作用があります。色鮮やかな人参は、炒め物やサラダ、そして煮込み料理などさまざまな料理に使用できます。
【種まき:3月上旬~5月上旬】
ほうれん草は鉄分やカルシウム、そしてビタミンA、Cなどの栄養素が豊富で、中央アジア原産の緑黄色野菜です。種まきの時期は春と秋で、春まきは3月上旬~5月上旬頃、秋まきの場合は9月上旬~10月下旬頃です。
ほうれん草の胡麻和えや炒め物など、和食で大活躍します。
秋野菜は根菜や葉物が多く、温かい料理にぴったりの野菜が多いですね。とくに緑黄色野菜は彩りも豊かなので、さまざまな料理に利用されます。
家庭菜園で育てられる秋野菜も多いので、ご興味があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部