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植物の土に混ぜるとよい川砂とはなんでしょうか。このページでは川砂について解説しています。土の水はけが悪くて、植物の生育が悪いと感じている方もぜひご参照ください。
川砂とは河川の底に積もった砂のことで、川の流れに従って転がった小さな砂であるため、角が取れていて丸みがあることが川砂の特徴です。また川砂は砂しか入っていないことも特徴で、土や泥を含みません。採取される場所は川で地域は複数あります。
「〇〇川の川砂」など商品名に川の名前が書いてある場合が多く、産地によって粒の大きさや見た目の色が異なりますが、原料は共通して砂です。
川砂の大きさは0.25ミリから3ミリほどで見た目は淡いグレーです。川砂の比重はおよそ2.0です。
川砂を使用することで土の水はけをよくします。植物を育てていて水はけが悪いなと思うことがあれば、川砂の使用がおすすめです。
川砂のなかには、加熱殺菌したものが販売されているため、無菌で清潔です。加熱殺菌とは、川砂を100度以上の高熱で処理し、無菌にする作業のことです。
加熱殺菌されていない川砂でも、有機物が少なく菌が繁殖しにくいため一般的な土と比べて清潔です。
川砂は栄養分を含みません。植物の栄養となる窒素やリンなどを含む土や泥がないため、川砂には栄養がありません。
多肉植物やサボテンは水はけの土を好みますので、川砂を使うのがおすすめ。しかし、川砂のみで育てることはせず、通常の土とブレンドして使用します。これは川砂に栄養分がないからです。
庭の芝生の目土には山砂や川砂が向いています。なかでも川砂は過度がなく芝生を傷つけないことから目土に向いています。
ビオトープや水槽の底土として川砂を使うのもおすすめです。川砂は川から採取される砂ですので、水との相性は抜群。
川砂も山砂も砂です。しかし、採取される場所が全く違います。
山砂は、火山から出た岩石が細かくなった砂のことで、富士山で採取される富士砂が有名です。
川砂はホームセンターやインターネットなどで販売しています。
カインズ、コメリドットコムなどのホームセンターで探してみてくださいね。2リットルで100円台から購入が可能です。10リットル買っても1000円いかないくらいの価格です。
庭全体に川砂を大量に使うとなると、価格は高くなりますが、鉢植えに少量使う分には安い砂です。
川砂は川で採取することができる砂ということはお分かりいただいたかと思います。それなら自分で川に行って採取すればいいのでは? と思うかもしれません。
しかし、川で許可なく砂を採取する行為は違法になる可能性がとても高いですので、コメリドットコムやカインズなどのホームセンターやインターネットなどでの販売されている川砂を購入しましょう。
川砂はサボテンや多肉植物や芝生、ビオトープに使用がおすすめの砂です。川から採取することができますが、自分で勝手に採取するのは違法となりますので、ホームセンターなどで販売されているものを購入しましょう。
川砂を使って植物が元気に育つ土で栽培をしてみましょう。
GreenSnap編集部