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松といってもさまざまな種類があり、大きさも種類によって異なります。このページでは松の種類についてご紹介しています。
これから松を庭に植えてみたい方や盆栽で楽しみたい方は、松にどんな種類もがあるのかぜひご参照ください。
松の木はマツ科のマツ属に分類される植物の総称です。日本ではアカマツ、クロマツが有名です。これらは英語では、Japanese red pine、 Japanese black pineと呼ばれ、Japaneseとつくほど日本を代表する植物です。
松の木の成木は樹皮が分厚く、表面がひび割れるものが多いです。ガサガサとしたイメージがありますが、松の木の幼木はこのようにガサガサとはしていません。
松の木の樹皮の色は褐色が多いですが、黒や赤、灰色っぽいものなど多様です。
球果が楽しめるのも特徴で、球果とは松など針葉樹が作る果実のことです。
クロマツはとても有名な松で、大分県の緩木神社の松は、高さ60メートルを超えるほど大きく生長します。
松の葉は二葉で長さが10センチ前後あり、松ぼっくりは4センチから7センチです。
クロマツは樹皮が黒いことからこのような名前がつきました。それに対してアカマツという松もあり、こちらは赤っぽい松のことです。アカマツに比べて黒く男らしく、枝も太いため、雄松と呼ばれることもあります。
盆栽としても楽しむことができます。
クロマツとよく比較されるのがアカマツです。赤と名前に入っていますが、実際は真っ赤なのではなく茶色をしています。
クロマツと見た目は似ていますが、樹皮が赤いこと、枝が細いことが違いとしてあげられます。赤く枝が細いことから、雌松と呼ばれることもあります。
カラマツは樹皮が褐色をしていて、20~40メートルにまで生長する落葉針葉樹です。日本の針葉樹のなかで、唯一の落葉性のある高木です。
幹の太さは1メートルになるほど立派な樹木です。葉は張形をしていて薄い緑色で、若い枝は光沢があります。
クリスマスツリーとして利用されるドイツトウヒも松の仲間です。
本来は50メートルにも生長するほどの立派な樹木ですが、剪定をして一定の高さを保ちながら、庭木として利用されることが多いです。生長が早いので、頻繁な手入れが必要です。
グイマツも庭園や公園で見かける松の一種です。変わった名前ですが、アイヌ語が由来しています。アイヌ語ではグイマツはクイと呼んでいたそうで、それが由来してグイマツと呼ばれました。
別名としてシコタンマツ、シベリアカラマツ、ソレンカラマツ、ホクヨウカラマツとも呼ばれます。寒い地域でもしっかりと生長する特徴のある松で、厳しい環境下でも育ちますよ。
生長すると最大で30メートルにまで伸びる松で、樹皮は褐色です。肌が分厚い特長もあります。球果は1.5センチから3センチで楕円形をしています。
1つの景色を作り上げる盆栽は奥が深いので趣味として始まるのもおすすめですよ。
GreenSnap編集部