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植物を購入するときに、説明書きを見ることがあるかと思います。多年草、一年草、宿根草など記載がありますが、そもそも宿根草とは何でしょうか。多年草と宿根草は何が違うの? と思う方も多いはず。
このページでは、宿根草とは何か基本的な特徴をご紹介します。さらに宿根草の代表的な植物を7つまとめましたので、ぜひご参照ください。
宿根草は、苦手な季節(真夏や真冬、湿気の多い梅雨など)になると、地上部が枯れてしまいます。枯れてしまうため、もう処分しどきかなと思われがちですが、実際は地下に残る茎がしっかりと生きています。そのため、適した季節になると再び花を咲かせ元気になります。
地上部は枯れても根は残って毎年咲き続けるのが宿根草です。宿根草は一度植えたらそのままで良く、植え替える必要がありません。手間がかからないため人気でガーデニング初心者の方にも向いています。
一度植えたらそのままにしていてもいい花は育てやすく手間もいりませんよね。いざ、育ててみたいと思っても宿根草は具体的にどんな植物のことかわからないかと思います。ここでは具体的な宿根草の種類についてご紹介します。
ナス科ペチュニア属の植物。花期は3月から11月で花期が長い特徴があります。また高温多湿に強いとされ、初心者の方でも育てやすい植物です。
花付きも非常に良いため、花壇でよく見かけます。カラーバリエーションも豊富で、赤、ピンク、白、青、さらにはバイカラーもあります。
キンポウゲ科デルフィニウム属。花期は5月から6月で、透き通るような寒色系の花が美しい植物です。本来は宿根草ですが、高温多湿な日本の夏を苦手とし園芸的に一年草として考えられることもあります。
マツムシソウ科マツムシソウ属。花期は春と秋の二季咲で、花弁が多いことが特徴です。こんもりとした形で咲くのが愛らしく、寄せ植えにもよく合います。実際は小鼻が集まってできた花です。
スミレ科スミレ属。花期は11月から6月でとても長いのが特徴です。背丈は低いですが、丈夫で花壇でよく見かけます。寄せ植えにも使いやすいですよ。
カラーバリエーションも非とても豊富で、白、赤、黄色、紫、青、バイカラーがあります。手間がいらない植物なので初心者の方にもとても人気があります。大きさによってパンジー、ビオラと呼び方が変わります。
キキョウ科キキョウ属。花期は6月から9月で、ジメジメした時期に見られる貴重な植物です。紫色の和風の花がとても美しくツボミはまるで風船のようで、花弁からは脈がよく見えます。
キキョウは開花すると星のように見えるのが特徴的です。
サクラソウ科シクラメン属。冬の定番の花として有名で、鉢植えで育てる方が多いです。花期は11月から4月で、国内で最も生産されている鉢植え植物です。ハート型の大きな葉も素敵ですよ。
キンポウゲ科クリスマスローズ属。ローズと入っていますが、バラの仲間ではありません。名前にクリスマスとあるように冬、とくにクリスマスの時期に見ごろを迎えます。
花期は12月から4月で花期が長いため美しい姿を長く楽しめる特徴があります。開花したクリスマスローズはうつむき加減で正面から鑑賞するのは難しいです。
ユリ科チューリップ属。春の花として有名で花壇を彩ります。花期は4月から5月で、フリンジ咲、八重咲などバリエーションが豊富です。色も豊富で、ピンク、赤、白、黄色などがあります。
一旦は地上部が枯れることはありますが、そのままにしているとまた花が咲きはじめます。寄せ植えにも向ている花も多いので、ぜひ寄せ植えは宿根草でそろえてみませんか。
GreenSnap編集部