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せっかく買った観葉植物がすぐに枯れてしまってはとても残念な気分になりますよね。今回は観葉植物を元気に育てる秘密アイテム「炭」の効果と使い方についてご紹介したいと思います。
それでは炭が観葉植物にもたらす良い効果について解説をしていきたいと思います。
炭を適切に使う事で、根腐れを防止、保湿効果、土の温度の変動を緩やかにする、ナメクジ対策、土壌改良に役立つとされています。
炭はお米をたくときに入れたり、飲料水のろ過に使ったり、人が使っても安全なものですし、脱臭効果や除湿効果があることも一般的に知られていると思います。観葉植物に利用してもこんなにたくさんの良い効果が期待できます。
まず基本的な使い方としては土に混ぜて使用する方法です。土に混ぜる際は土の総量の3分の1程度になるように混ぜて使います。これにより、しばらく放置していて酸性に傾いている土壌を中和することもできますし、保湿効果を高め、土内の雑菌の発生を不正でくれるので寝腐れにも効果的です。
また炭は保温効果もある為、急激な温度変化を防いでくれるという効果もあります。注意しなければいけないのは、炭が合わない品種などがあることや、あまりたくさん混ぜ過ぎると土がアルカリ性に偏ってしまって植物が枯れてしまう原因になる場合もあります。そのため、混ぜる量などは注意しましょう。
続いては手軽に取り入れる事ができる炭を土の上におく方法です。こちらも大まかな効果は土に混ぜる際と同じですが、先ほどの効果と合わせてナメクジなどの害虫予防にも効果を発揮します。ナメクジは葉を食べてしまう為枯れる原因にもなります。屋外に植物を置く際は必ず対策をしましょう。また、黒い炭を土の上に置くので、見た目もかっこ良く見えるという効果もあります。
今回は意外と知られていない炭が観葉植物にもたらす効果と使い方について解説をしました。室内で育てる事が多いのであまり意識されにくいですが、植物が養分や水を吸収する土の状態をよくすることも観葉植物を育てる為にはとても重要な事ですので、このように手軽にできる方法から試してみていただければ良いのではないでしょうか。
※トップ画像は出典元:Pinterest
徳原鉄二