こんにちは、GreenSnap編集部です♫
最近、多肉植物や珍奇植物の人気が高まったことで、「ドライガーデン」というガーデンスタイルが注目されているのを知っていますか?ワイルドな雰囲気がおしゃれなのに、お手入れも楽チンという魅力たっぷりのガーデンスタイルです。
今回は、そんなステキなドライガーデンの魅力や作り方のポイントをご紹介します!
ドライガーデンってどんなガーデンスタイル?
ドライガーデンはその名の通り、乾燥した風情のガーデンスタイルのことで、主に南半球の植物を組み合わせてつくります。ちょっとした狭いスペースでも楽しむことができて、乾燥を好む植物を植えるので、水やりの手間がほとんどかからないのが魅力的です。
なかなか異国感が漂うお庭になるので、人と被りたくないオリジナリティあるお庭づくりにしたい方にはとってもおすすめです。
ドライガーデンをつくるときのポイントは?
ドライガーデンの土づくりが大事!
ドライガーデンは乾燥を好む植物をつかうので、水はけの良い土にすることが大事です。とくに日本は梅雨や真夏の豪雨などで、雨による過湿状態になりやすいので、土作りはしっかり考慮しましょう!
おすすめは赤玉土小粒〜中粒6:腐葉土2:軽石2の配合です。
うまくレイアウトするには余白が大事!
ドライガーデンのレイアウトは、余白をうまく取り入れることが大事です。なんとなく乾燥地帯って植物が所狭しと生い茂っているイメージ、ないですよね。ちょっと殺風景だなと思えるくらいが、一つ一つの植物がアクセントとなって際立ちます。
ときには大きめの石、岩などを取り入れつつ、背の低い植物を手前に、左右非対称の三角形を意識して植えていきましょう。
ドライガーデンでよく使う植物とは?
ドライガーデンでよくつかわれる南半球の植物を、日本で育てるとなると、やはり耐寒性が心配ですよね。でも大丈夫!なかには寒さに強い植物もあるので、日本でドライガーデンを楽しむときにおすすめな植物たちをご紹介します。
アガベ・アメリカーナ
アガベは地植えでそだてれば、ほぼ水やり不要といっても過言ではありません。とっても管理が楽!そして意外と耐寒性も優れていて、-8度くらいまで耐えます。10号鉢のものでだいたい3〜4万くらいです。-15度までたえるアガベ・パリィは10号鉢で10万円前後。
ユッカ・ロストラータ
ユッカがあるだけで、だいぶドライガーデンのクオリティが上がります。ユッカの中でとくに人気なのがロストラータですが、初心者でも育てやすく、-20度ほどど耐寒性もばっちりです。だいたい1.5mほどの高さで10万円前後です。
柱サボテン・キメンカク
サボテンもドライガーデンには欠かせない存在です。水のあげすぎに注意しておけば、繁殖力も強く、丈夫に育ってくれます。-9度ほどまで耐えるので関東以南での栽培なら問題なし。価格も1.5サイズのもので1〜2万とお手頃感もありますね。
サバルヤシ
ヤシの木も一本大きいものがあると、シンボルツリーのような存在感がでますよね。サバルヤシは雄々しくてワイルドな印象です。耐寒性は-12度と、結構高いので寒い地域でも安心です。成木の販売は少ないですが、苗木だと5〜6000円で手に入りそうです。
コルディリネ・オーストラリス
落ち着いたトーンの赤い葉が、ドライガーデンのアクセントになりそうなコルディリネ。コルディリネに耐寒性はあまりないのでは?と思われがちですが、オーストラリスという品種であれば、関東以南であれば地植えでも大丈夫です。
ドライガーデンでおしゃれなお庭づくりを楽しもう!
ドライガーデンの魅力は手入れが楽なことと、ワイルドなおしゃれさ!ご近所でも目を引くお庭ができそうですよね。あまりに長雨や雪がふるときは、マルチングや雪よけのシェードなどをつけてあげてみてください。
みなさんもドライガーデンでおしゃれなお庭づくりを楽しんでくださいね♫
この記事を書いた人
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