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母の日はカーネーションの花を贈るのが一般的になっていますが、カーネーション以外にも、母の日のギフトにぴったりの花はたくさんありますよ。花好きのお母様なら、花束のほかにも、鉢植えでプレゼントしてもいいですね!
今回は母の日に贈りたい花の種類について、花言葉を交えながらご紹介します。
母の日とは、母への感謝を表す日として世界中で祝われている日で、日本では5月の第2日曜日が母の日に制定されています。
母の日の起源はアメリカです。南北戦争中に敵味方を問わず負傷兵のケアに努めたアン・ジャービスという女性が亡くなったときに、その娘が母を偲んでカーネーションを教会に贈ったのが始まりでした。
「母親が生きているうちに感謝の気持ちを伝える機会を作るべきだ」という働きかけに、多くの人々が共感し、1914年に、5月の第2日曜日が母の日に制定されたのです。
母の日に贈りたい花といえばカーネーションですが、ギフトにするときは花の色によって花言葉や意味が変わるので、注意して選びましょう。
赤のカーネーションの花言葉は「母への愛」「感動」「深い愛」などで、母の日のプレゼントにもっともよく選ばれる花です。ただし、濃く深い色合いの赤になると、「心の哀しみ」「欲望」という意味になるので、明るめのカラーを選んでください。
白のカーネーションの花言葉は「私の心は生きてます」「純粋な愛」で、これは亡くなった母親への愛を表した花言葉とされるので、健在のお母様へ贈るのは避けましょう。
ピンクのカーネーションの花言葉は「美しいしぐさ」「女性の愛」「感謝」。こちらは母の日に限らず、女性へのプレゼントにぴったりな花言葉です。
気をつけたいのは黄色のカーネーション。黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」など、あまりよい印象のものではありません。花言葉にはこだわらないという人なら構いませんが、できれば避けましょう。
母の日の花束の定番といえばバラです。バラ全体の花言葉は「愛」と「美」なので、母親に贈るにもおすすめの花です。また、バラには贈る本数によって変わる花言葉というのもあります。
たとえば、バラの花が5本だと「あなたに出会えてよかった」、8本だと「あなたの思いやりや励ましに感謝しています」という意味になるので、花束にいれる本数まで考えてみるといいですね。
元気で明るいお母様へのプレゼントなら。ガーベラがおすすめです。明るい色合いで、ポップな印象のあるガーベラは、花言葉も「希望」や「常に前進」など前向きなものばかりです。
1輪挿しに1本飾っても見栄えする花なので、予算がないときの救世主でもあります。
春の花を代表するチューリップは、5月の母の日のプレゼントにもおすすめです。チューリップ全体の花言葉は「思いやり」や「博愛」なので、母親をイメージさせる花言葉ですね。
チューリップにも、バラのように贈る本数によって変わる花言葉があります。母の日にぴったりの本数は8本。「思いやりに感謝」という意味になります。
存在感があって美しいダリアも母の日におすすめです。ダリアの花言葉はその姿にふさわしく「華麗」「優美」。それに加え「感謝」という花言葉もあるので、母に感謝を伝える花としてはぴったりだと思います。
アジサイも母の日のプレゼントとしておすすめです。アジサイ全体の花言葉は「家族団欒」。幸せな家庭をイメージするので、その中心にいる母親に贈るにはぴったりだとして、母の日のギフトにもよく使われます。
アジサイも花色によって花言葉が異なり、青のアジサイだと「辛抱強い愛情」、ピンクのアジサイだと「元気な女性」という意味などがあります。自分の母親のイメージに合わせた色を贈ってあげるといいですね。
ユリは聖母マリアの象徴とされている花。こちらも母親に贈るにはぴったりの花でしょう。花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」。
ゴージャスで気品のある花なので、見栄えもよく喜ばれると思いますが、ユリ1輪だけを贈るのは、亡くなった人へ捧げるという意味合いもあるので、鉢植えでのギフトがおすすめです。
クレマチスはつる植物の女王とも評される、美しい花です。クレマチスの花言葉には「精神の喜び」などがあるので、母の日のギフトにも向いています。
つる性なので、鉢植えのギフトは他の花よりも、躍動感のある華やかな見た目が楽しめますよ。花色や花柄が豊富なので、お母様の好きな色を選んで贈るのもいいですね。
母の日のプレゼントには、花だけでなく、ほかのものも一緒に贈りたいという人も多いのではないでしょうか。そこで、当の母親たちはどんなものを欲しがっているのかを調べたアンケートから、いくつかご紹介します。
かなり多くの母親が「一番もらってうれしかったのは手紙」と答えていました。気持ちをストレートに表した手紙というのは、どんな物よりも心に響くものなのでしょうね。
改めて手紙を書くのは照れ臭いかもしれませんが、花に添えてあげるとより感謝の気持ちも伝わるので、ぜひ一緒に贈ってみてください。
やはり定番のスイーツは人気です。甘いものが好きだという女性は多いもの。最近では見た目もかわいらしくて、美味しいスイーツがたくさんありますから、普段母親が食べないようなとっておきのスイーツを見つけてあげたいですね。
食事に連れて行ってもらったのがうれしかったという意見も多数ありました。食事そのものもそうでしょうが、子供と一緒に過ごす時間というのが母親を喜ばせているのでしょう。
とくに親元を離れて暮らしている場合は、普段ゆっくりと話す時間はなかなかないでしょうから、こういった機会は貴重なのだと思います。
大切な母親に感謝と愛を伝える日である母の日。「母の日にはカーネーション」と自動的に選ぶのではなく、どんな花が自分の母親にぴったりなのかと考えながら選んでみてください。
きっとあなたにしか贈れない、気持ちのこもった世界でただ一つのプレゼントになりますよ。花と一緒に、感謝の気持ちを綴った手紙もぜひ添えてあげてくださいね。
GreenSnap編集部