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スイートピーは卒業や退職の際に花束に用いられることが多い花です。今回はスイートピーの花束の選び方として、本数や色、組み合わせのよい花のほか、花束を長持ちさせる方法などをご紹介します。参考にしてみてください。
スイートピーには「門出」という少し寂しさもありながらも前向きな花言葉があります。店頭で出回る時期がちょうど3月頃で、卒業式や送別会に「新天地でもがんばってください」という気持ちを込めて贈られることが多いです。
また、「私を忘れないで」という花言葉もあり、「門出」や「別離」という花言葉から派生した言葉だといわれています。
別れの時期に、「忘れないでください」という思いを込めて、仲の良い友人や親しい先輩、先生などに贈ることもあるでしょう。スイートピーのほのかな甘い香りとともに、贈られた相手もあなたの事を忘れないで覚え続けてくれることを願って渡しましょう。
スイートピーの色合いで選ぶのが一つの方法です。白、ピンク、紫などさまざまな色がありますが、色で選ぶ際は、贈る方の好きな色もしくは、色別に付けられた花言葉によって選ぶとよいでしょう。
ピンクのスイートピーには「繊細」という花言葉があり、白のスイートピーには「ほのかな喜び」など花色によって意味が変わってきます。
スイートピーは花1本1本ではそれほどボリュームがないので、スイートピーだけで花束にするならば、最低でも10本以上で束ねるとそれなりの形になるでしょう。
ボリュームのあるブーケを作る場合は50本以上で束ねるときれいなフォルムの花束に仕上がります。
スイートピーは草丈が高く、直径4cmぐらいの大輪型や、背丈があまり高くならない矮性品種などいくつか種類があります。
大輪型は草丈も高くなるので同じような茎の長さをもつ花と組み合わせたり、反対に矮性品種は背丈の高い花と組み合わせて背丈の低いスイートピーで足元に華やかさを出すようにするとバランスがよくなるでしょう。
1本大体70円程度のスイートピー。スイートピーだけ50本以上の花束にすると大体3500円~と比較的手頃です。ただ、他の種類の花と組み合わせるとなると、また値段が変わってきますので、予算に合わせて組み合わせる花と本数を調整しましょう。
ひらひらとした花びらのスイートピーに白いカスミソウは春にピッタリの組み合わせです。
まるで雪が舞っているような幻想的な雰囲気と柔らかさを醸し出してくれます。
スイートピーと同じぐらいの季節に咲くチューリップの花。どちらも同じパステル調の色合いで合わせるときれいにまとまるでしょう。
ぱっと明るく開き咲き誇るガーベラに、ふんわりとやわらかいスイートピーの花の組み合わせ。
花色が鮮やかなガーベラに、フリルのようなスイートピーがかわいらしさを引き立てます。
白いスイートピーにユキヤナギを組み合わせることによって、もともと花茎に動きのあるユキヤナギによって、豊かな表情を作り出すことができます。
スイートピーの花束(切り花)を長持ちさせるコツですが、スイートピーは花茎が空洞になっており、水につけたままにしておくと茎が溶けてしまうことがあります。このように空洞の花を花瓶に挿すときは水を少なめ(半分以下)にしておくと、茎が溶けにくく花もちがよくなります。
なお、スイートピーは開花した状態で店先に並ぶことが多いので、切り花栄養剤などは使用しなくても大丈夫だといわれています。その代わり、できれば毎日水替えをし、花茎を斜めに切ることで水の吸い上げもよくなり、長く楽しめます。
いかがでしたか。ちょうちょのように可憐なスイートピーの花。組み合わせる花によって、さまざまなアレンジの花束に仕上がります。花束にされる際は、スイートピーに合わせて花色を選ぶ、パステル調で統一するなど、色数や花の種類を少なめにすると上品に仕上がりますよ。
GreenSnap編集部