先手必勝!害虫発生カレンダー
どんなに丁寧にお手入れをしても発生してしまう害虫被害・・・。だからこそ適切に対処し
被害を最小限に抑えることがとても大切です。種類は様々ですが、多くの害虫の動きは下記のカレンダーにあてはまります。
害虫の知識を武器に、先手を打って大切なお庭を守りましょう。

アブラムシ

- 生息場所
- 新芽、つぼみ、花などやわらかい場所。比較的目につきやすい場所にも多く生息。ほとんどの植物につくといってよい。
- 被害状況
- 新芽を加害。樹液を吸い、生長を妨げます。それによって新芽が縮み上がったように内側へ巻いたり、十分な開花が見られなくなります。
- 越冬方法
- 通常はメスが幼虫を産んで繁殖するが、越冬時のみ卵を産み、卵で冬を越す。
- 豆知識
- アブラムシの排泄する甘露を追って、アリが寄ってきます。
アリを見かけるようになったらその先には…。
ケムシ

- 生息場所
- 多くの植物の枝や葉。密集している場所に発生しやすいといわれている。
- 被害状況
- 葉が食べられ、ひどい場合は丸坊主になって樹木が衰弱。生育が悪くなり、観賞価値も下がります。
- 越冬方法
- 葉裏や枝で越冬。形態は卵塊、蛹など種類によって異なる。
- 豆知識
- ケムシの中には毒針毛を持ち、刺すものもいます。
処理する場合は肌の露出を少なくし、絶対に素手で触らず、枝葉ごと取り除きます。
ハダニ

- 生息場所
- 多くの観葉植物の葉裏にいることが多い。高温乾燥を好むため、雑草や放置した草花は発生源に。
- 被害状況
- 葉の養分を吸われた跡が白や褐色の斑点に。多数寄生すると葉全体が白くなり、光合成ができず生育が衰えてしまいます。
- 越冬方法
- 樹皮下や落ち葉の隙間などに移動し、卵や成虫の状態で冬を越す。
- 豆知識
- ハダニは昆虫ではなく、クモの仲間。その証拠に、クモ同様糸を出し風に乗って移動する。
カイガラムシ

- 生息場所
- 年間を通して樹木に付く。葉裏や葉に覆われた小枝など、人目に付かないところを好み、草花や野菜にはあまり寄生しない。
- 被害状況
- 樹勢が弱り、枝が枯れることも。枝花が黒く汚れる「すす病」もカイガラムシ発生によるもの。
- 越冬方法
- 枝や幹の割れ目で、硬い殻に覆われた状態の成虫のメスが越冬。まれに卵で越冬するものもいる。
- 豆知識
- 非常に種類が多く、名前がついているだけでも400種以上です。
実際には、その倍は種類があるといわれています。
「害虫防除」の基本
樹木のためにも「健康に育てる」を心がけたいですね!
何より早期発見!
数が増え、大きくなればなるほど植物の被害は大きくなり、防除も難しくなっていきます。
被害を少なくし、効果的な防除を行うためには早期発見がとても大切です。
薬剤は「適虫適薬」
害虫の防除にはどうしても必要な薬剤ですが、量は少なく済ませたいもの。害虫の種類や状態によって薬剤は異なります。
環境に配慮して状況に合わせて使い分ければ、少量の薬剤で的確に対処することができます。
タイミングが重要
どの害虫も卵やサナギからかえった直後は抵抗力が弱いため、薬剤の効果が高く、少量で防除でき、被害の拡大を抑えられます。
その段階で見つけるのは簡単ではありませんが、上の「害虫発生カレンダー」を参考に注意してみてください。
“イモムシ一匹”と甘く見てはいませんか!?

「ケムシ」「アオムシ」「イモムシ」と一言で言っても、時期によってその大きさは随分違い、それによって実は被害も大きく異なります。
今回は、コナガの幼虫を例にご説明します。卵からかえった幼虫は、4段階の成長を経てサナギになリます。同じ幼虫でも〈1齢〉と〈4齢〉で、その差は体の長さ→10倍 体積→1000倍
もちろん、食べる量も全く異なリ、幼虫の間に食べる量の約85%を〈4齢〉になってから食べると言われています。1匹の幼虫の食べる罰は少なくても、たくさんいれば当然総量はそれに応じて大きくなリ被害も大きくなリます!つまリ早い段階て防除すれば被害はかなリ少ないということ。
あとがき
植物を育てたことがある方の多くが経験する「害虫問題」
今回のコラムを見て、自身で害虫の種類や発生する周期をチェックしておくと、大事な花木を守る予防になりますね!
被害を最小限に抑えて素敵なガーデニングライフを送りましょう!
次回は「土のリフレッシュ」と題して、お庭の土壌環境改善の記事をリリースしますのでお楽しみに!
お庭のお悩みはお庭の専門家『ダスキントータルグリーン』に相談してみましょう♪
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
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