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こんにちは、GreenSnap編集部です♪
シャキシャキとした食感で大人気のミズナは、サラダに欠かせない食材ですよね。今回は、見た目も鮮やかで栄養も豊富、観賞用としても楽しめそうな、タキイ種苗のオリジナル品種『紅法師(ベニホウシ)』について、栄養価や栽培方法などをご紹介します。
紅法師とは、アントシアニンを多く含む赤紫色のミズナの品種です。通常のミズナは緑一色ですが、紅法師は葉柄が鮮やかな赤紫色に色づき、葉形に深い欠刻が入るのが特徴。緑の葉とのコントラストが美しいので、サラダ素材として最適です。湯通し程度の加熱調理であれば色抜けも少ないので、漬物やおひたしなど様々な料理に使用することができます。
紅法師の特徴的の赤紫色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンです。通常のミズナと比較すると5倍以上のアントシアニンを含有しています。アントシアニンとは、ポリフェノールの中の活性酸素を抑える抗酸化性をもつ成分のこと。ワインやブルーベリーなどに豊富に含まれていることでも有名で、目の健康に効果が期待されています。
シャキシャキとした食感で味にクセがないので、サラダをはじめ幅広く調理に使用できる万能なお野菜です。
今回はサラダ用におすすめの、柔らかいベビーリーフとしての栽培方法をご紹介します。
ベビーリーフは、プランターやトレイでの栽培なら年中ほぼいつでも可能です。
セルトレイの場合は72穴がおすすめですが、プランターの場合はなんでもOKです。培養土は肥料の入ったものがおすすめ。プランターでの栽培なら「タキイ育苗培土」、セルトレイでの栽培なら「タキイたねまき培土」が使いやすく便利ですよ。
5~7月の時期なら伸びも早いので種まきから20日程度で7~8㎝まで育ち、1か月もあればベビーリーフとして十分収穫できる大きさになりますよ。
①プランターでの栽培なら、種を15㎝程度空けて2列にまきます(条間15㎝程度)。
②ベランダで鳥や虫に食べられそうな場合は、防虫ネットをかけましょう。
③光の当たり具合と風通しを良くするために、株間を1~2㎝に間引きます。間引いた株は食べても大丈夫です。
④10〜15㎝くらいに生長したら、収穫しましょう。
あまり水をやりすぎたり肥料を与えすぎると色ノリが悪くなってしまいます。ある程度ストレスを与えた方が色付きがよくなるので、腹八分目程度を目安に水やりをしましょう。
安定した着色には採光が必要で、葉軸に光が届くように条間20cm、株間5~7cmと広めに設定する。基本的な栽培方法は、通常のミズナ栽培に準じるが、安定した発色にはアントシアニンを増加させるための光・風通し・気温・潅水管理が重要となる。
◆日光を十分に当てる
条間を広めにとって葉軸へ光が当たるようにしましょう。草丈10~20cmでの収穫の場合は条間を15cm(株間1~2cm)に、草丈30~40cmの場合は条間を20cm(株間5~7cm)にするのが基本です。
◆風通しをよくする
ハウス栽培の場合は、草丈20cmを超えるステージから日中サイドは開放して積極的に換気を行いましょう。少量の栽培であれば、畝の外側の条やハウスサイドの畝での栽培がおすすめです。
◆水やり頻度を抑える
生育後半はむやみな水やりを控え、やや乾き気味に管理しましょう。
紅法師は手軽に栽培できる野菜です。これからの夏の高温期は特に伸びやすく、本来色ノリが悪い時期になるので、ベビーリーフでの活用をおすすめします。ぜひサラダや生春巻きなどの料理のアクセントに「紅法師」を使ってみてくださいね。
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GreenSnap編集部