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植物とハンドメイドのある暮らしが好きなhanaです。
植物や雑貨と相性のいい「武骨で無機質なセメント鉢(コンクリート鉢)」を自分で簡単に作れたら、楽しいですよね。実は初めてでも簡単に作ることができるんですよ。
今回は「100均のセメントと葉っぱ」を使った「セメントプランター」の作り方をご紹介します。
・セメント(今回は100均ショップのもの) ・水 ・型にするサイズの違う容器 (今回はカップラーメンと紙コップ) ・植物の葉(今回はシダ) ・接着剤
・セメントをまぜる容器 (今回はペットボトル) ・セメントをまぜるもの (ヘラか割りばし) ・使い捨てゴム手袋 (セメントは強アルカリ性なので必須) ・新聞やビニールなど敷くもの (必要であれば) ・おもりになるもの (今回は石) ・ハサミ・ペンチ ・ようじ ・やすり
セメントは100均にも、様々な種類(タイル補修用・防水・仕上げ・速硬)が置いてありますが、今回は早く作りたかったので速乾性のものにしました。ホームセンターなどでは、さらに早く固まるものもあります。
型は、シリコンや、ラミネート加工されているもの(牛乳パックや紙コップ)が使いやすくておすすめです。
葉の表面に接着剤をつけ容器に貼りつけます。葉の裏面に接着剤をつけて貼りつけると葉脈がうつりにくくなるので注意してくださいね。
セメントの種類や水の量によって固まるスピードが変わります。表示どおりの水分量でつくると、ゴツゴツした雰囲気に。水を多めに加えよく混ぜると、なめらかな仕上がりになります。
今回は70ccのところ、100cc弱加え、ユルッとするくらいにしてみました。
小さな容器を中心にいれ、グッと押しこみ、固まるまで待ちます。速乾性の場合、手早く作業しましょう。
水分を多くすると、中の容器が浮きやすくなります。テープでとめたり、重りをいれて高さを調節してくださいね。
セメントをいれたあと、容器をお菓子づくりのようにトンと机に軽く落とすようにすると気泡が抜けます。
3~6時間で固まるとの表示でしたが、水分を増やしたので半日以上待ちました。今回は手で簡単に引き抜けましたが、難しい時はペンチを使ってくださいね。
取り出すときに、無理やりはがさないようにしましょう。
ようじなどで、葉の先を浮かしてゆっくりはがします。無理にはがしたり、こすると、模様が削れてしまうので、注意してくださいね。
できあがりのザラザラやゴツゴツが気に入らない場合は、やすりで整えます。
型からはずしたあとすぐに力をいれると、割れることもあります。半日~1日セメントを乾かしてから作業した方が割れにくくなります。
(はじめて作ったものは、ここで割れてしまったのです。。。涙)
セメントの無機質な雰囲気と、葉脈の風合いが面白い「セメント鉢」ができました。
はじめてでも簡単、しかも100均のものを使ったので少量でお得にできあがりました!
セメントは強度のアルカリ性なので植物との相性は微妙です。そのまま育てている方もいらっしゃいますが、心配なので植物を植えた小さな鉢を中に入れて鉢カバーにしてみました。
もし、そのまま植える場合は「ミョウバン」を少し溶かした水に一週間以上つけてあく抜きをするといいそうです。ミョウバンはスーパーのお漬物売り場か薬局で手に入ります。
無機質な鉢とステーショナリーは、相性がいいですよね。
フェイクグリーンも足すと、可愛らしい雰囲気になりました。
植物のある空間やキャンドルとの相性もいいようです。もちろん、鉢自体にペイント、ステンシル、転写、コラージュなどをプラスするのも楽しそうです!
いかがでしたか?
今回は夏休み工作にもオススメなコンクリート鉢を100均のダイソーのセメントで作ってみました。
葉っぱでなく、レースペーパーや紐などで模様をつけても、乾かしたあと、ペイントやコラージュしても素敵です。
シリコンのお菓子の型や、牛乳パックでオリジナルの型をつくるとアレンジがひろがります。
(とりだすのが難しい型を使う場合は、シリコンスプレーをかけると簡単にとれます。)
簡単DIYで、オリジナルの雑貨を作って暮らしにとりいれるとなんだか 楽しくなります。不格好も愛おしいし、愛着がましますよね。
植物とハンドメイドのある暮らしをはじめてみませんか?
hana (a piece of dream*)