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バラといえば赤いバラ?ピンクのバラ?色とりどりの定番のバラがあると思うのですが、
実は変わり種の、超サプライズのバラがあるのをご存知でしょうか?
今回は、とんでもないバラをご紹介します。
その名も、‘イルミネーションローズ’。
2005年に静岡県JA静岡市と神奈川県座間市の企業によって開発されたそうです。
花に特殊な加工が施されており、通常の光の中ではなんの変哲もない白いバラが、
照明を落とすと青い光を放ちながら輝きます!
通常の切り花バラに加工を施しているため、光りながら開花するその姿は、クリスマスなどの需要期には人気が高いというのです。
冬季限定でオーダーメイドでの流通がほとんどだそう。
7色に染め分けられたバラは、2004年にオランダで開発され世界中で話題とな りました。
ナチュラルな花色を好む人からは苦手とされがちですが、サプライズギフト、装飾向けなどに注目を集めました。
日本でも古くからスイートピーなど切り花を染色することは行われていましたが、
バラを染めるということは多くはなく、‘レインボーローズ’以前は青く染められた白バラが少しあった程度でした。
‘レインボーローズ’が話題となったことにより、国内でも新たに染めのバラに挑戦する生産者がわずかに増えているそうです。
染めだけでなく、2005年頃のクリスマスからオランダで数年間トレンドでもあった、
シルバーやゴールドのラメが施されたバラも注目です。
キラキラとまばゆいラメのバラは、日本でもクリスマス時期を中心に人気が高いです。
シルバー、ゴールドに限らず、赤やピンクのラメも登場。
バラの花色との組み合わせによりさらに楽しめるようになっています。
photo (C) Kiyokazu Nakajima, Seibundo-Shinkosha
近年国内に流通している切り花バラの品種を上・下刊に分けて1000種以上、全ての品種写真を撮り下ろしで紹介。今までにない切り花バラ図鑑です。花のクローズアップだけでなく、葉や茎を含んだ花姿も大きくわかりやすく掲載しています。各品種の違いがわかりやすく、見やすいのが特徴。掲載品種は国内生産のみならず、輸入品種にまでおよび、生産者育種の品種、希少品種、香りの強弱などを表示。トレンドの新品種はもちろん、ロングセラー品種、地域限定など幅広い品種が楽しめます。バラ好きのみならず、フラワーデザイナー、フローリスト、生産者にも「使える」切り花のバラの図鑑、決定版!図鑑以外にも栽培特性などもわかりやすいコラムで掲載しています。
『上巻』掲載は「レッド」「ピンク」「バイカラー」で526種、『下巻』掲載は「グリーン」「ホワイト」「イエロー」「オレンジ」「ブラウン」「ベージュ」「パープル」その他に分け474種掲載しています。誠文堂新光社刊
フローリスト編集部