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サボテンの植え替えには幾つか留意点があり、そこを押さえるかどうかで後の生育が大きく変わります。
上手く植え替えられれば、高難度のサボテンの花を咲かせることも可能です。
サボテンを植え替える際は、まず土に気をつけてください。
通気性・排水性・保肥力(肥料を保つ力)・少しの保水性があり、粒が均等で細かいものが必須です。
これらの条件が揃っていないと、生長期にきちんと育たなかったり、最悪の場合根腐れを引き起こすことがあります。
必ず注意しましょう。
サボテンは根がギュウギュウになってきたり、水はけが悪くなってきた時が植え替えの正しいタイミングです。
1年経てばギュウギュウな印象がなくても、また水はけに変化がなくても植え替えましょう。
長期間植え替えないでいると、土の団粒構造が崩れ、排水性が落ちます。
すると常に土が湿っていることになるので根腐れを引き起こします。
また、たとえそうでなくても、時間が経てば栄養がなくなりますので必ず植え替えてください。
植え替えは必ず春と秋に行いましょう。
具体的には、春は4月下旬〜5月下旬、秋は8月中旬〜9月中旬です。
この頃はサボテンの生育期直前。このタイミングにすることによって、ベストの土の状態で生育期を迎えることができます。
その後段違いの生長スピードで大きくなるので、上述の時期にしましょう。
鉢のサイズはジャストフィットのものは良くないです。すぐ生長してパンパンになります。
しかし大きすぎるのも考えもので、土が乾きにくくなってしまいます。
株周辺の土から水を吸収して乾かしたとしても、さらにその外側が湿っているので水分が染み出してきます。
結果、常に根の周りが湿ることになるので根腐れしてしまうのです。
そのため一回りだけ大きいものを選びましょう。これ以上大きくても小さくてもダメです。
以上のことを踏まえて植え替えれば、サボテンの生育にプラスの影響を与えるでしょう。
上手くいけば、本当に完璧に育てたのみに咲くサボテンの花を咲かせることも夢ではありません。(その際休眠期に水やりを控えることが不可欠)
留意する事柄がいくつかあって億劫かもしれませんが、それだけで全然生長が違ってくるので是非覚えてください。
※トップ画像はPhoto by テクテク15さん@GreenSnap
ELLY