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植物にとって土というのは､人間でいうところの住まいと同じようなものです。
ですので土の良し悪しは､植物の生長に影響を与えてしまいます。
この記事では､多肉植物が健康に快適に育つためのおすすめの土について解説していきます。
まず植物にとって良い土というのは､通気性と排水性、保水性や保肥性があって､土の粒も均一で適度に重さがある､そして土の成分に極度な偏りがないことが挙げられます。
多肉植物の場合には､乾燥気味な環境で生育していることが多いので､上記の中の保水性についてはあまり気にする必要はありません。
昔はよく多肉植物の土には川砂が使用されていたそうですが､最近は多肉植物人気で種類も増えたのもあり､各々の多肉植物に適する複数の土を配合して土作りをするようになってきています。
多肉植物の土の基本は「水はけが良い土」です。
代表的なものには､赤玉土、鹿沼土､日向土､軽石があります。
これらの基本の土にプラスαすることが多いのは､腐葉土､バーミキュライト､珪酸塩白土､ピートモスがあります。
基本的な土の配合割合は､赤玉土3：鹿沼土2：日向土2：バーミキュライト1：粒状緩効性肥料が適量､となっています。
ただし､配合割合は､多肉植物の種類や置き場所などによっても変わってきます。
多肉植物初心者の方には､市販で園芸店などで売られている「多肉・サボテン用培養土」などを利用するのが簡単で便利なのですが､育てる多肉植物によっては少し合わないことも出てきたりします。
その場合には､市販の土に足りない成分を含んでいる土をプラスαしてあげるのが良いでしょう。
例えば保水性がもっと欲しい時には、バーミキュライトや腐葉土を､排水性を増したい時には､日向土や軽石を追加するなどします。
多肉植物におすすめの土についてご紹介しました。
植物にとって土の良し悪しはとても重要です。
この記事を参考に、自分の育てたい多肉植物に合う土作りをしてみてください。
もっと詳しく知りたい方は園芸店などに行って相談してみるのもよいと思います。
※トップ画像はPhoto by MIИOさん@GreenSnap
ELLY
