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こんにちは。ライターのariです。
みなさんは、ザクロの果実って食べたことはありますか?
私は、祖父母の家の庭に大きなザクロの木があって、小さい頃にザクロの果実を食べていた記憶があります。
パカッと割れたオレンジ色の大きな実から、小さな赤いつぶつぶがたくさん詰まっていて、食べてみると、甘酸っぱくて不思議な味がしました。
つぶつぶは透明感があって、まるでルビーのよう。
子ども心に、不思議な実だな〜と思っていました。
今回は、そんなザクロの秘密を紹介します。
オレンジ色のちょっと変わった形をしたザクロの実。
秋を迎えると、実がパンっと弾けて割れ、中から赤い小さなつぶつぶが顔を出します。
透き通った赤色をしていて、それがなんだか、ルビーのようにも見えます。
生のまま食べてみると、甘酸っぱい味わいがします。
10月〜11月まで果実を実らせるザクロは、地中海沿岸〜ヒマラヤ地方を原産とする中高木。
平安時代に日本に持ち込まれ、その頃は「石榴皮(せきりゅうひ)」と呼ばれ、生薬としても使われていたそうです。
カクテルを鮮やかに赤くする「グレナデンシロップ」は、ザクロからできているって知っていましたか?
この透明感のある赤色はちょっと独特ですよね。
実はザクロ、女子のお肌やカラダにいい果実なんです!
昔から、“女性の果実”なんて呼ばれてきたぐらい。
ザクロは、アントシアニンやタンニンなどのポリフェノールが豊富。
抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果、生活習慣病の予防、免疫力アップなどが期待できるそうです。
ほかにも、ビタミンCやカリウム、クエン酸なども含まれていて、疲労回復などにも効果があるそう!
ザクロは生の果実のまま食べるのもいいですが、種がたくさんあって食べにくいのが難点。でも、その種にこそたっぷりと栄養が含まれているそうなのです。
種ごとミキサーでジュースにしたり、ヨーグルトやサラダなどにそのまま入れて食べてみるのもいいかもしれませんね。
また、ザクロ酒やジュースなどで取り入れるのもおすすめです。
ザクロはオレンジ色の果実のイメージが強いですが、初夏にはこんな可愛らしい花を咲かせるんです。
まるで、南国の花のように華やかですよね。
こちらはタコさんソーセージ?と思いきや、なんと、ザクロの花のガクだそう!
ザクロの木の下では、こんな可愛らしい光景に出会えるかもしれませんね。
いかがでしたか?
ザクロはどのスーパーでも購入できるものではありませんが、もし店頭で見かけたら、ぜひ買ってみたいと思います。
私にとっては、懐かしい味わいの不思議な果実。
カラダにもいいのであれば、これからは意識してとってみるのもいいかもしれませんね。
内田アリ