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初心者の方でも育てやすいと人気の多肉植物グラプトペタルムですが、防ぎたい不調の代表といえば根腐れですよね。
そんなグラプトペタルムの根腐れを防ぐ方法と、もし根腐れしてしまった時の対処方法をご紹介していきます。
まず根腐れとは、その字の通り、植物の根が腐ることです。酸素不足によって起こってしまいます。
主な原因は、水や肥料の与えすぎだったり、高温・多湿・病菌、そして日照り不足など。
ではそんな根腐れをどうやって確認するのかですが、酸素不足によって根が腐ると葉の色が変化したり、葉が落ちることが多いです。
茎や幹がブニブニして柔らかくなったり、土から変なにおいがする、または土の表面に白いカビが生えているなど。
そんな植物の変化から根腐れは見つけることができます。
根腐れを防ぐ方法はいくつかあって、まずは土の水はけをよくすることです。
水はけのよい土とは、土の中にいつまでも水分がたまらない土のことで、水やりをしたら鉢の底から水が流れ出る土がよいです。
水はけのよい土を使うことで土の中が高温・多湿になりっぱなしということを防げるわけです。
次に、グラプトペタルムの成育サイクルを知って水やりをすることです。
グラプトペタルムは春秋型なので、休眠期の水やりは控えてあげましょう。
生育期でも水のあげすぎには注意し、土が乾いてから数日経ってあげる程度でも大丈夫です。
多肉植物は非常に生命力の強い植物なので、一部がダメになってしまってもじつはなんとかなる場合もあるのです。
根腐れしてしまったらまずは根を引き抜き、黒く変色しているところが腐っているところなので黒いところを全部切り落とします。
残った根の切り口を1週間ほど乾かし、肥料の入っていない新しい土に植えてあげます。
その他、まだ残っている元気な葉があればその葉を使って葉挿しという方法で株を増やすこともできます。
なので腐れしても捨ててしまうことはありません。
今回はグラプトペタルムの根腐れについてご紹介しました。
まずは根腐れをさせないように、ですが根腐れをしても諦めず、再生させてあげてくださいね。
※トップ画像はPhoto by コチョコチョさん@GreenSnap
takenaka