warning
error
success
information
多肉植物の中でもガガイモ科のものは特に変わった姿形をしています。
刺々しい茎、グロテスクな模様の花が咲くことも。
何とも奇妙なガガイモ科の特徴について説明します。
また、一般的に育てられている品種についても紹介しまう。
ガガイモ科は、熱帯は亜熱帯で自生している品種です。
多くはツル性のものなのですが、多肉植物のガガイモ科となると茎しかないものがあります。
花を咲かせるのですがその花からは悪臭を放つ品種もありこのニオイで蝿などの小さな虫を誘い出します。
その虫に花粉をつけて受粉の手助けをさせるのです。
ガガイモ科にはたくさんの品種がありますがその中でもよく育てられているものを紹介します。
ヒトデのような形で表面には赤紫の毛がびっしりと生えているスタペリアは南アフリカやケニアなどで分布しています。
スタペリア自体、90種類以上あると言われています。
葉が退化し、割りとしっかりした刺々しい茎だけあるので
サボテンだと勘違いする人も多く花が咲いてやっとスタペリアだと気づくそうです。
花の表面に毛が生える品種は一部ですが、ニオイを発生させるものもあります。
ニオイは悪臭でそれにつられて蝿がやってきます。
蝿に花粉をつけたり、蝿が花に卵を産み付け孵ったウジが受粉を行なうことで繁殖します。
四角い花をさかせるフェルニアゼブリナは、ガガイモ科の中でも特徴的で人気です。
こちらは、ナミビアやモザンビークなどの地域に自生しています。
ゼブリナという名前からもわかるようにゼブラ、シマウマのような縞があります。
花は触ってみるとわかりますが、ツヤツヤしておりプラスチックのような素材にも思えます。
花の中には赤いドーナツような部分があり、独特の雰囲気があります。
今回はガガイモ科の特徴や人気の品種について紹介しました。
全てを紹介しきれていないですがどの品種も表面がプラスチックにようであったり、
毛がびっしりと生えていたりと普通の植物ではないな、というのがわかりました。
多肉植物の中でも一際変わった品種ですがぜひ育ててみてください。
※トップ画像はPhoto by 月見草さん@GreenSnap
ELLY