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エケベリアは広く普及している多肉植物の一つであり、多くの品種が存在しています。
しかし、その中には暑さに弱い品種もあります。
今回は、暑さに弱い品種の見分け方とその対策について紹介します。
エケベリアをはじめとする多肉植物には、野生下で生育していた場所や生育する時期によって、
夏型と冬型の2種類の型が存在しています。
夏型は気温が上がる夏にかけて生育し、気温が下がる冬場は休眠して活動をやめてしまいます。
対して冬型は気温が下がる冬場に生育し、気温が上がる夏場には生育をやめます。
夏型と冬型は、販売されている季節によって見分けることができます。
夏型のエケベリアは夏場成長し、冬場は休眠するため、主に初夏から秋口にかけて販売されます。
冬型は反対に、晩秋から春先にかけてお店に並びます。
夏型と冬型のエケベリアのうち、暑さに弱いのは、夏に休眠している冬型のエケベリアです。
言い換えると、冬場に購入したエケベリアは暑さに弱いといえます。
このようなエケベリアは夏場、直射日光に当てないように注意し、なるべく涼しい環境に置きます。
同時に冬型のエケベリアは湿度を嫌う性質があります。
換気にも気をつけて、水をやりすぎないように乾き気味に管理すると、元気に育ちます。
今回は、エケベリアの夏型、冬型について紹介しました。
エケベリアに限定せず、他の多肉植物においても夏型と冬型が存在するものが多いので、エケベリア以外の多肉植物を育てる際にも参考にしていただければ幸いです。
※トップ画像はPhoto by FNKoneさん@GreenSnap
takenaka