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サボテンの花を見たことはありますか?
多肉植物の中でもポピュラーなサボテン。その見た目からはあまり想像できませんが、実はとっても鮮やかで美しい花を咲かせるのです!
意外と知られていないサボテンの花の育て方や、ちょっとした雑学をご紹介します。
サボテンに花が咲くことをご存知でしょうか。種類によっては咲かないと思われていることが多いようですが、上手に育てると、どんなサボテンにも花を咲かせることができます。
赤やピンク、黄色に白、オレンジなど、トゲトゲとした見た目からは想像できないような可愛らしい花が咲くとわかれば、ぜひ見てみたいですよね。
中には開花するまでに20年以上かかったり、2m以上育たないといけないものもありますので、家庭での鑑賞にあった種類を選ぶことが肝心です。
大事に育てたサボテンが新しい一面を見せてくれた瞬間には、感慨深いものがあるはずです。
サボテンを開花させるためには・・・
①たっぷりの日光浴と適度な水やり。
②休眠期は水やりを控え、休ませる。
この2点がポイントです。
元々砂漠で育っていたサボテンはお日さまの当たる乾燥した気候を好みます。
乾期には生命活動を休め、雨季になると一気に水分補給するといった特徴があるので、その環境を再現しましょう。
休眠期の夏と冬の水やりは月1程度で十分です。成長期の春と秋は、風通しと日当たりの良い場所に置き、晴れた日に鉢底から溢れるほどの水やりをします。
植え替えは1〜2年に1度すると良いでしょう。愛情をもって気長に育ててみてくださいね。
サボテンの花について興味が湧いてきたところで花の雑学を少しご紹介。
花名は、16世紀後半、サボテンを日本に持ってきた南蛮人がその樹液を石鹸として使っていたため、「石鹸体」(さぼんてい)と呼び始めたことから由来しています。
また、花言葉は、枯れない愛、内気な乙女、秘めた熱情など、ロマンチックで情熱的なものが多く、大切な人への贈り物にするのも素敵ですね。
厳しい環境にも耐え花を咲かせる日を待つサボテンの姿は健気で愛おしく感じてしまいますね。
ただ鑑賞するだけではなく、サボテンに花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
徳原鉄二