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リトープスは南アフリカ、東南アジアなどが主な原産国の多肉植物です。
日本ではメセンという名で流通していて漢字では女仙と書きます。
つるつるとした不思議な見た目で様々な模様で楽しませてくれるリトープスの寄せ植えについてご紹介しましょう。
リトープスはハマミズナ科リトープス属の多肉植物です。
漢字で女仙と書き、その名の通り女性的な印象を受ける植物です。
その個性的な見た目の秘密は茎と葉が一体になった構造ですが、動物の食害を避けるために岩などに擬態するための植物の知恵ですね。
可愛い花を咲かせたり脱皮をしたりと不思議な魅力があるので愛好者も沢山いる多肉植物です。
リトープスは水やりが基本的にほとんど必要ありませんが、脱皮や夏は水やりを控えないといけません。
また、根が弱いため肥料についても注意が必要です。
これらの理由で他の草花を交えた寄せ植えには適していないと言えます。
出来るだけ同属かつ生育サイクルが同じ多肉植物を選んだ方が良いでしょう。
植え替えに必要な道具は鉢植え、土、鉢底石と鉢底ネット、スコップ、ハサミ、割り箸、敷く用の新聞紙です。
鉢植えは平鉢かあまり大きくない物を選ぶと良いでしょう。土は水はけの良い合わせます。
赤玉土小粒2、鹿沼土小粒2、ピートモス2、くん炭2、川砂2のような組み合わせの混合土が望ましいです。
市販だと専用土か多肉植物用を用いましょう。
ハサミは火で炙って殺菌するか清潔な物を使用する方が良いです。
時期は成長期である10月〜3月頃が適しています。
出来るだけぷっくりと元気な苗を選んで下さい。
では手順を説明しましょう。
1.鉢の底に鉢底ネットを敷いて鉢底石を入れます。
2.土を入れます。3分の1程度を目安に見て下さい。
3.レイアウトを決めます。この時根が傷まないように気を付けて下さい。
4.苗を鉢から出して余分な土をそっと解します。
5.苗を植えていきます。高さがある物から植えて中心から埋めていくのがコツです。
6.土を隙間に入れながら高さ調整します。
7.鉢の縁から2〜3センチまで土を入れて割り箸で隙間を埋めるように土を押します。
8.水やりは1週間以降に行いましょう。土がしっかりと乾くまで厳禁です。
リトープスはあまり水やりの必要がなく、脱皮の時期は特に控える必要があります。
なので他の植物との寄せ植えには適していませんが、リトープスだけの寄せ植えはまるで宝石箱みたいに綺麗に仕上がりますよ。
ぜひ一度試してみてください。
※トップ画像はPhoto by tateさん@GreenSnap
ELLY