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モッコウバラはばらの一種で、春から夏の初めにかけてたくさんの小さな花を咲かせます。
淡黄色がとても綺麗で、見る者を圧倒します。
今回はそんなモッコウバラの育て方をわかりやすくお伝えします。
モッコウバラは10〜11月にかけて植えるのがベストです。
根についた土を取り除いて植えてしまうと傷むので、ほぐさずに植えてください。
鉢植えであれば、苗より2回り大きい鉢と水はけが良い土が必要です。
まず鉢に鉢底石を敷き、その上に1/3ほどまで土を入れましょう。
その後、ほぐしていない苗を置き、土をかぶせます。
最後につるを誘引するための支柱を立てれば完了です。
地植えに当たっては、日当たりと水はけのいい場所をまず確保してください。
そこに鉢同様、2回り大きい穴を掘ります。
穴の1/3まで土を入れた後、苗を置いて土を加えましょう。
この苗はいずれは8mまで伸びてくるので、フェンスを置いて育つスペースをとっておきましょう。
土にも気を使いましょう。
水はけの良い土でないと育ってくれません。
地植えであれば植え付けの2週間前から掘った土と堆肥を混ぜておいてください。
それを用いて植え付けます。
オリジナルの土を作るのであれば、赤玉土(火山灰を乾燥させたもの)と腐葉土を6:4の割合で混ぜてください。
水やりは地植えであれば不要です。自然の降雨で充分です。
鉢植えの場合は土の表面が乾いた時にあげてください。
施肥(肥料をあげること)に関しては油かす・骨粉といった固形肥料、または緩効性(ゆっくり効いていく性質)の化成肥料を月2回の頻度で与えます。
それを6〜9月上旬まで続けてください。
モッコウバラはインド由来の芳香剤「モッコウ」に近い豊かな香りからその名がついたこともあり、いい香りがします。
加えて「純潔」「あなたにふさわしい人」などのポジティブな花言葉を持っています。
もちろん、黄色の花びらの美しさは言わずもがなです。
強健でもあるため、育てるのも容易です。一度お試しください。
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