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ガーデニング初心者にも最適で、シンボルツリーとしても用いられるシマトネリコの育成について、効率良い肥料や植え替え時期、害虫の対策や細かな育成方法をご紹介していきます。
東南アジアや、日本でも沖縄で見られるモクセイ科の常緑高木です。ツヤのある葉が特徴で、成長の早い木です。
乾燥に弱いですが、ある程度は保て、寒さにも強いため、最低限の世話をすれば問題なく自生していきます。
鉢植えと庭植えでは栽培するにあたって大きく用途が変わるため、肥料も多少差異が出ます。
庭植えの場合は2月に寒肥、鉢植えの場合は3月に追肥を行う必要があります。
植え替えする場合は、両方の肥料を替える時期の後、つまり4月がベストです。花が開くのが5月頃なので、その辺りを考慮したものです。
水は庭に植えてから2年未満であれば必要としますが、それ以降は基本的に放置しても問題ありません。
害虫も多く発生する植物なので、しっかりした対策を立てる必要があります。
大きな葉にダメージを与える虫として、ハダニやアオムシが寄り付きます。特にアオムシは生い茂る葉を食べてしまうため、早めの発見と駆除が必要です。
また、カブトムシが寄り付く木としても知られるので、木にダメージを与えられる前に捕獲するのがベストです。
シマトネリコの育成は、植木と庭での栽培で大きく変わり、一見難しそうにも見えてしまいます。
ですが、最低限の肥料、水などの問題を頭に入れておけば、さほど難しい世話を必要としません。
虫などに枯らされることもあるため、対策を行っておけば問題なく大きく成長するはずです。
※トップ画像はPhoto by emiさん@GreenSnap
徳原鉄二