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サボテンと言えば、砂漠の乾燥地帯でも育つ強い植物で水やりの回数も少ないし丈夫で簡単。
そう思って育ててみたら、枯れてしまったという経験はありませんか?
サボテンが育たない原因と、正しく育てる方法をご紹介します。
1.水やりをしすぎる。サボテンは乾燥地帯で自生する植物です。
なので乾燥には強いのですが湿気は苦手。
土が常に湿ってしまうと根が空気や栄養をうまく取り入れなれなくなり、根腐れを起こしてしまうのです。
2.日の当たる窓辺に置きっぱなし。
日当たりの良い場所に置くのは良いことですが、夏の直射日光に浴びせたままにすると日焼けすることも。
また、冬場は窓辺の温度が下がりやすいので5℃を下回ると凍って枯れてしまうこともあります。
3.暗い部屋に置きっぱなし。サボテンは日光を好む植物です。
室内の暗い場所に置きっぱなしにしてしまうと元気に育ちません。
日光を求めて育った結果、形が悪くなることもあります。
サボテンは水やりが楽だと言われていますが、実は適切な水の量が季節ごとに異なる植物です。
基本的には土が乾いたら与えるのですが、コツが要ります。
春と秋の生育期は土の表面が乾いたのを確認したら、翌日にたっぷりと水を与えます。
真夏は土が乾いて2〜3日後、初春や晩秋は生育が止まるので月2回程度、真冬は1ヶ月に1度。
真冬は凍結の恐れがあるので気温や室温をチェックしましょう。
また、寒い日に冷たい水を与えてはいけません。置いている場所と同じくらいの温度の水が最適です。
サボテンは乾燥には強いのですが過湿には弱いので、風通しの良い場所に起きましょう。
日当たりの良い場所、特に春や秋のやわらかい日光が当たりやすい場所を選んで下さい。
夏はレースのカーテンで直射日光を遮ってあげると安心です。
冬は窓辺に置いたままにすると、温度差で凍って枯れてしまうこともあります。
日光が当たらない時間、天気の日は窓から離しましょう。
季節を問わず、エアコンの風が直接当たる場所は避けて下さい。
サボテンには厳しい環境で生き抜くために栄養や水分を蓄える力が元々備わっています。
ですので基本的に肥料は必要ありません。
大きく育てたい場合は休眠期を避け、少なめに少しずつ与えて下さい。
肥料を与えすぎると枯れてしまいます。
サボテンを育てる際にやってしまいがちな失敗と育て方を紹介しました。
小さめのサボテンは特に枯れやすいので、初心者の方は大きめのサボテンからチャレンジするのもおすすめですよ。
※トップ画像はPhoto by はなたろうさん@GreenSnap
松本光男