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葉が内側にくるくるっとカールした葉が特徴的で、観葉植物としても人気なベンジャミン・バロック。ベンジャミン・バロックの「バロック」とは「自由な葉を持つ品種」という意味の言葉で、まさに名前の通りの葉姿をしていますね。そんなベンジャミン・バロックの育て方や特徴などについてご紹介します。
ベンジャミン・バロックはクワ科フィカス属の植物です。東南アジアの熱帯雨林が原産地のベンジャミンの園芸品種として開発されました。
ベンジャミンの品種の中でも新しく、内側に巻いた光沢のある葉が特徴的です。寒さには弱いものの室内で育てやすい品種として人気があります。
ベンジャミン・バロックは基本的に日光を好みますが、夏の直射日光は避けてください。レースのカーテン越しに日光を浴びさせるとよく育ちます。
なお、風水的にはリビングの窓際に置くのが良いといわれています。
また、ベンジャミン・バロックの耐寒温度は10℃までなので、冬は暖房の効いた部屋で冬越しさせましょう。ただし、暖房やエアコンの風が直接葉に当たらないように注意しましょう。
水やりは春から秋にかけてはたっぷりと与え、冬は根腐れを避けるために土が乾燥してから与えて下さい。霧吹きで葉に水を与えることで葉の脱落を避けられます。
春になって気温が上がり、新芽が伸びてきたら今度は水をたっぷりと与えましょう。
水が不足すると葉が黄色く変色したり落ちてしまいます。夏の水切れや冬の乾燥には、特に注意が必要です。
ベンジャミン・バロックへは、3ヶ月に1回程度の頻度で肥料を与えてください。市販の観葉植物用の肥料で大丈夫です。
ベンジャミン・バロックは生育が早い植物なので、1〜2年の頻度で植え替えましょう。
あまり大きく育てたくない場合は春〜秋にカットして高さを調整して下さい。葉の付け根の上の辺りを切るのがコツです。
くるくるした葉っぱが特徴のベンジャミン・バロックですが、育てている環境によっては、葉が落ちたり、枯れるといったことが発生します。
葉が落ちる主な原因としては、日光不足や寒さ、乾燥などがあげられます。葉が枯れ始めたら、置き場所や水やり頻度に問題がないかどうか確認しておきましょう。
ベンジャミン・バロックの樹形を整えるためにも、適宜剪定してあげると良いでしょう。不恰好に伸びてきた枝は、剪定バサミなどを使って枝元から切り落とします。
なお、ベンジャミン・バロックを剪定すると、枝から白い液体が出てくることがあります。これに直接触れると手が被れる恐れがあるため、必ず手袋をして剪定作業を行ってください。
ベンジャミン・バロックの増やし方は、「挿し木」という方法が一般的です。挿し木では、剪定で切り落とした枝を使うこともできます。
まず、剪定した枝の切り口を斜めにしておきます。その枝の切り口を水に浸して、2時間ほどおき、土に挿します。根が張るまでは、土は常に湿っている状態を保ちましょう。
ベンジャミン・バロックには、アブラムシやカイガラムシなどがよく発生します。これらの発生を防ぐためにも、ジメジメした暗い場所で育てるのは避けましょう。
ベンジャミン・バロックの花言葉は、ベンジャミンと同じく「信頼」「家族の絆」です。
>>ベンジャミンの花言葉はこちら<<
ベンジャミン・バロックについてご紹介しました。寒さにやや弱い以外は一般的な観葉植物の育て方とほとんど同じで生育速度が早い植物です。可愛い葉が落ちないように、冬は葉水でケアをしてあげて下さい。
>>ベンジャミンの育て方はこちら<<
※トップ画像はPhoto by kurasanさん@GreenSnap
GreenSnap編集部