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浴室に観葉植物を飾ると、いつものお風呂タイムにより癒しと安らぎを与えてくれますよ。浴室に観葉植物を飾るなら、高温多湿に強い種類を選んで、吊るしたり窓際におくのがおすすめです。
今回は浴室に飾れる観葉植物の飾り方や、おすすめの種類についてご紹介します。
浴室に観葉植物を飾るときは、多湿を好む種類を選びましょう。また、大概の浴室は窓が小さかったり、窓がない場合もあり、日当たりが悪いです。そのため、耐陰性が高いものを選ぶようにしてください。
多くの浴室には、物干し竿のポールが付いていたり、カーテンレールがついていますが、観葉植物を飾るなら、ハンギングポットやネットにいれて吊るして飾りましょう。通気性がよくなって、過度に湿度が溜まることもないので、植物にとっても過ごしやすいです。
窓がある浴室の場合は、単純に窓際に並べて飾るのもおすすめです。なお、床置きにするのは、過剰に水分を持ってしまうため、控えましょう。
ただし、寒さには弱いため、温度管理の徹底を心がける必要があります。5度以下になるとダメージを受けるため、それ以上の温度を保てるようにしましょう。
また、そこまで大きくなることもないので、邪魔になったり、剪定を細かく行わなければならないなんてこともないので、長く鑑賞できる植物として人気です。
とはいえ、長い期間暗い場所に置いていると葉の色が悪くなるので、ときおり日光浴をさせてください。3日か4日おきぐらいにはカーテン越しの明るい日陰で日光浴をさせてあげる必要があります。
板に貼り付けたりして育てることができるので、浴室でも配置のアレンジが利くことでしょう。トナカイの角や名前の通りコウモリにたとえられる姿も、インテリアとして面白いです。
オリヅルランは蘭の仲間で、剣状のすらっとした葉が美しい観葉植物です。高温多湿を好むので浴室にもぴったり。鉢から溢れるように葉が伸びるので、吊るして飾っても楽しめます。耐陰性もやや高いので、たまに日光浴さえすれば、窓がない浴室でも育てられます。
アンスプレニウムは、波打つように幅広の葉が長く伸びる観葉植物です。鮮やかな色味が美しく、多湿を好むので浴室で楽しめます。オリヅルランと同じように、鉢から溢れるように葉が伸びるので、吊るしたり、高い位置に飾ることもできますよ。
浴室にある観葉植物は、ふとしたタイミングで水がかかりがちなので、水やりは控えめにしましょう。土が完全に乾いていたら与えるようにしてください。また、霧吹きを葉にかける葉水をしてあげるといいでしょう。
吊るして飾ったり、多湿になりがちな浴室に置く場合、土は軽くて排水性のいいバーミキュライトやパーライトを、用土の2〜3割ほど混ぜて使いましょう。
耐陰性が高くて日陰に強い観葉植物でも、1週間のうち数時間は、直射日光をさけた柔らかい日向において、日光浴させてあげてください。
冬場、浴室はかなり低温になります。多湿を好む観葉植物は、低温に弱い種類がほとんどなので、冬場に浴室に飾るときは温度に気をつけてください。調整が難しければ、室内の暖房が効いた部屋に取り込みましょう。
基本的に浴室のような環境で育てることができるのは、高温多湿を好み、室内での育成に向いているものに限られます。
その種類も意外と多いのでぜひ調べてみてください。
のんびりくつろげる浴室に、癒やしを与える観葉植物を置くことで、さらなる快適な時間を過ごすことができるでしょう。
徳原鉄二