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こんにちは。モルモリカです。
GreenSnapにアップされた写真に、「花の名前教えて!」というタグが付くことがあります。そして、しばらくすると、答えのコメントが付くことも。
カシワバアジサイは、そうしたうれしいやりとりが、最も多く繰り返されているもののひとつではないかと思います。
GreenSnapにアップされた写真を見ていると、写真を撮りたくなる花、名前を知りたくなる花って、みなさん同じなのかも……と思うことがあります。
そして、不思議なことに、名前を知っていたら教えたくなる花っていうのもあるのですよねえ。
カシワバアジサイも、そのひとつかと思います。
花の好きなひとたちが、花を通じてつながるって、ステキなことですね。
今回は、そんなSnapゴゴロを刺激する、梅雨時の迫力の花姿から秋の紅葉まで長く楽しめる、カシワバアジサイについて紹介します。
アジサイの仲間
円錐形の花房が迫力の、カシワバアジサイ。
北アメリカ原産で、アジサイの仲間です。
名前は、柏餅でおなじみカシワの葉に似た、葉の形にちなみます。
花姿の変化も豊富。
小ぶりの、わい性種、ゴージャスな八重咲き種も、登場しています。
円錐形になる花房は、下から順に咲いていきます。
花房の重みで、垂れ下がるように咲き進むことも。
花が咲いてしばらくすると、ほんのりピンク色に変化します。
秋には紅葉も楽しめます。
・水やり
鉢植えの場合は、表土がやや乾いたら、たっぷりと与えましょう。
地植えの場合は、雨の当る場所では水やりはほとんど不要です。晴天続きで乾燥しているときには、朝か夕方に水を与えます。
・肥料
植え付け時に与えるほか、花が咲いている時期、秋の生育期、葉が落ちた後の冬の3回与えるのが基本です。
・手入れ
花は早めに切ったほうが、翌年に立派な花を咲かせます。花房の下の新芽の上で切りましょう。
花芽は先端に着きます。
秋になってから切ると、せっかくつくられた花芽を切り落としてしまうことがあるので注意します。
ちなみに。
冬になって、葉が落ちた後に、枝を短く切り詰める方法もあります。
株全体が弱々しい枝ばかりになると、葉の数も減り、見た目が悪くなってきます。
そんなときは冬に古い枝を短く切って枝数を減らし、勢いのよい新芽を出させて樹形を整えましょう。
フローリスト編集部