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こんにちは、モルモリカです。
みなさんは、コンテナに足が生えてるのを見たこと、ありませんか?
いや、ふつう、ないか。
これ、ポットフィートなんです。かわいいでしょ?
今回は、知ってる人にはおなじみだけれど、実は名前があまり知られていないかも? の、ポットフィートについて、ご紹介します。
ポットフィートとは、コンテナの下に敷く小さな足台のこと。
こんな風に、コンテナの下に空間をつくるために使います。
コンテナの足=potfootですが、ひとつのコンテナに必ず3~4個使いますから、複数形にしてpotfeetと呼ぶわけ。
シンプルなデザインのものから、動物をかたどったものなど、さまざまなデザインがあります。
近頃では、ホームセンターや園芸店でも、多く見かけるようになりました。
お気に入りを見つけるのも楽しい!
水はけがよくなる
コンテナの底から水が流れ出やすくなり、水はけがよくなります。
ハーブや多肉植物など、多湿を嫌う植物には特に効果大。
鉢受け皿に置いたまま水を与えると、いつまでも鉢内に水がたまったまま。
汚れた水が外に流れ出ず、根腐れの原因になるのでNG。
コンクリートなどの照り返しを防ぐ
ベランダなど、床がコンクリートやタイルの環境では、夏は輻射熱でかなり高温に。
コンテナの底に空間ができ、空気が流通しやすくなることで、植物の夏バテ防止に効果的。
泥の跳ね返りを防ぐ
コンテナを地面に直接置くと、泥が跳ね返ってコンテナを汚しやすい。
見た目が悪いだけでなく、泥はねが植物にかかって病気の原因になることも。
特に雨の多い梅雨時期には、泥はねトラブルの心配大。
加えて。
お気に入りのポットフィートにコンテナを乗せるだけでも、
ちょっと気分がアガリますよね。
手入れが楽しくなると、植物にかける時間も増え、植物の生長にとってますますプラス効果アリなのです!
ちなみに。
ポットフットでも、ポットフィートでも、間違いではありません。
以前は、ポットフットの名で出回ることが多かったように感じます。
園芸記事を長く書いている私モルモリカも、以前は原稿にポットフットと書いていました。
近頃は、ポットフィートの名のほうが、増えた実感です。
フローリスト編集部