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部屋の中でも観葉植物を楽しみたいと思う人は大勢いるでしょう。
でもうちの部屋は日当たりが悪いから、と諦めてはいませんか?
そんなことはありません。日陰に置いても元気に育つ植物はたくさんあります。
人気のあるものをご紹介しましょう。
基本的に観葉植物には、それぞれに適した日光条件があります。
室内で育てることが多いので、ここでいう日光条件とは部屋の明るさのことになります。
観葉植物によって必要な明るさは異なっており、大きく分けると4つに分類されます。
まず、日光が届く日当たりの良い場所、
次に直接日光は当たらないが明るい場所、
そして自然の光が届かない蛍光灯だけの場所、
最後は自然の光が届かない白熱灯だけの場所です。
この最後の条件の場所になると、強い観葉植物でも育てるのは難しくなってきますが、直射日光が当たらなくても蛍光灯の光があれば育てることが可能ということになります。
日陰で育てやすい観葉植物といえば、「アグラオネマ」が挙げられます。
寒さと直射日光が苦手ですが、室内で育てるのでしたら気にしなくてよいでしょう。
映画「レオン」の中で、ジャン・レノ演じる主人公が育てていた植物としても有名です。
タイでは「幸せを招くタイの宝石」と呼ばれ、富裕層が好んで飾っているといわれます。
また空気中のホルムアルデヒドを吸着する働きがあり、空気清浄効果も期待できます。
アグラオネマには約50種が存在するといわれており、種類によって葉に入る模様も様々です。
寒さや日陰に最も強い品種の一つとされているのがヤシの木の仲間、「メキシコケンチャ」です。
似たような感じの木に「アレカヤシ」がありますが、それよりも育てやすくて寒さや暗さにもずっと強いとされています。
大きく育っても高さ2m弱ほどですので、室内で育てるにはぴったりの品種です。
陽の光が当たらないと植物は育ちにくいと思われがちですが、直射日光の当たらない日陰でも元気に育つ植物があります。
暗くなりがちな日当たりの悪い部屋には強い観葉植物を置いて、イメージを明るくしてみてはどうでしょうか。
徳原鉄二