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クワズイモはハート形の大きな葉がインパクトありますね。丈夫な植物なので初心者でも育てやすく、最近では100均などで見かけることも多いです。クワズイモ東南アジアなど温暖な地域が原産なので、屋外でも温暖な環境であれば冬越しできます。
クワズイモは育てやすい観葉植物ですが、定期的に植え替えする必要があります。今回は、クワズイモを植え替えする目的やタイミング、植え替えの方法や準備するものなどについて詳しく紹介していきます!
クワズイモは生長が早い植物なので、そのままにしておくと鉢の中で古い根が伸びすぎて新しい根が生えにくくなってしまいます。このような状態が続くと根詰まりを起こして株が弱ってしまうため、定期的に植え替えする必要があります。
また、何度も水やりすると用土の水はけも次第に悪くなってくるので、クワズイモが根腐れする可能性も高いです。新しい用土に替えることで、クワズイモが元気に育ってくれます。
クワズイモは植物の中でも生長が早いため、1年に1回のペースで植え替えましょう。忙しい方であれば、少なくとも2年に1回は植え替えるようにすると良いです。
植え替えの適期は、生育期にあたる5月下旬~7月下旬頃です。クワズイモは軟腐病にかかりやすいですが、この時期に植え替えると軟腐病にかかる可能性も低いです。
7月以降に植え替える場合は、猛暑の時期は避けるようにしましょう。温暖な室内であれば、いつでも植え替えが可能です。
クワズイモは水はけのよい用土を好みますが、育てていくうちに水やりしても水が流れにくくなったり、クワズイモが増えてきたら植え替えのタイミングといえます。その他、クワズイモの葉が小さくなってきた場合は根詰まりの可能性があるため、新しい鉢に植え替えましょう。
クワズイモを植え替えする際は、以下のものを準備しましょう。
植え替えで使用する新しい鉢は、一回りほど大きなものを準備します。今使っている鉢よりも何倍も大きな鉢に植え替えると、クワズイモの株が不安定になってしまうことがあります。
また、クワズイモの樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれているので、肌がデリケートな方は皮膚がかぶれてしまうことがあります。そのため、植え替えする際はビニール手袋やゴム手袋を使って作業しましょう。
クワズイモを植え替える際は用土で床が汚れてしまうため、予め新聞紙を敷いて作業すると汚れを防ぐことが出来ます。その他、準備物として必須ではありませんが、新しい鉢に土を入れる際は土入れがあると便利です。
クワズイモの土は市販の観葉植物用のもので十分です。もしご自分で土を配合する場合は、赤玉土(小粒)5:腐葉土4:桐生砂1の割合で配合するのがおすすめです。
クワズイモの植え替え後は、約1週間は直射日光に当てずに半日陰の環境で管理しましょう。クワズイモを風通しの良い場所に置くことで、株が蒸れずに育ちます。肥料はクワズイモの生育期に施しますが、植え替え後は根が定着するまで肥料を与えないようにします。
植え替え後の水やりですが、今まで通りの量とタイミングで水やりします。土の表面が乾燥したら、たっぷり水を与えましょう。寒い冬の時期は、一週間に1~2回の頻度を目安に水やりしましょう。
クワズイモの植え替えで失敗しないためには、植え替え直後に土を乾燥させすぎないことが重要です。常に湿りすぎている状態は良くありませんが、根が新しい土に定着するまでは土にある程度水分を含んでいたほうがいいです。
クワズイモを育てている環境によっても適度な水やり頻度は異なります。植え替え後2〜3週間ほどは水やりの頻度に気を遣ってあげるといいでしょう。
クワズイモは生育が早いので、定期的に植え替えする必要があることが分かりましたね!植え替えしないと根詰まりや根腐れを起こす可能性があるので、クワズイモを元気よく育てるためには植え替えは必要不可欠です。
クワズイモの植え替えや植え替え後の管理は難しくないので、最適な時期に植え替えて元気に育てましょう!
GreenSnap編集部