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観葉植物として人気があるパキポディウムにはたくさんの種類があり、パキポディウム・マカイエンセもその一つです。パキポディウム・マカイエンセは2004年に発見された新種で、茎にはトゲがいくつもあります。塊根植物なので、他のパキポディウムのように根の部分も大きく生長します。
ここでは、そんなパキポディウム・マカイエンセの特徴や育て方について詳しく解説していきます!
パキポディウム・マカイエンセはキョウチクトウ科の多肉植物で、パキポディウムの中でも近年発見された品種です。マダガスカルの南部地方に生息し、マカイエンセという名前は現地のマッケイ山脈が由来です。
パキポディウム・マカイエンセは直径約50cmまで生長し、春の時期には中心は白色の黄色い花を咲かせます。
パキポディウム・マカイエンセは、日当たりと風通しのよい環境で育ちます。寒くなる冬の時期は、室内で管理してください。パキポディウム・マカイエンセは日光不足になることで根腐れや徒長しやすくなるので、栽培する環境には配慮しましょう。
パキポディウム・マカイエンセは春から秋にかけて土が乾燥したらたっぷり水やりし、真夏は毎日水やりします。秋以降は少しずつ水やりの回数を減らしていき、冬場は断水しましょう。春の時期になったら、少しずつ水やりの量と回数を増やしていきます。
パキポディウム・マカイエンセは水はけのよい土を好み、サボテン用または多肉植物専用土を使用すれば十分です。これらの土に赤玉土を2割ほど混ぜることで、水はけと保水性がよくなります。
パキポディウム・マカイエンセは、生長期の春から秋にかけて希釈した液体肥料を与えます。また、植え替えの際に元肥として緩効性肥料を混ぜるとよいです。
パキポディウム・マカイエンセは、1~2年に1回の頻度で植え替えします。植え替えの適期は、3~4月頃です。
パキポディウム・マカイエンセを植え替えした直後は、しばらくの間は直射日光に当てないで管理します。水やりする際は、土の表面がしっかりと乾いてから与えてください。
植え替え後の管理をすることで、パキポディウム・マカイエンセは新しい環境に慣れて元気に育ちます。
パキポディウムには多くの品種があり、品種によって大きく生長するものもあります。大きく生長しないものは剪定する必要はありませんが、枝が伸びすぎたようであれば剪定するとよいです。
パキポディウム・マカイエンセは、株分けや種まきで増やせます。株分けは植え替えする時に一緒に作業すると楽で、株分けの適期は4~6月頃です。
パキポディウム・マカイエンセの種まきに最適な時期は、6~7月頃です。容器にバーミキュライトや赤玉などブレンドした土を入れ、ピンセットを使って種をつまんで撒きます。撒き終わったら、土を種が隠れるくらいに被せましょう。発芽するまでの期間は、水を切らさずに与え続けてください。
パキポディウム・マカイエンセは、モザイク病やカイガラムシなどの病害虫が発生しやすいです。
モザイク病はウイルスに感染することで発病し、一度かかると治らない病気です。茎や葉の部分などにモザイクのような模様が現れるので、感染したら株ごと処分してください。
カイガラムシは風通しの悪い場所で発生しやすいため、日頃からパキポディウム・マカイエンセを風通しのよい環境で管理しましょう。カイガラムシが発生した際は、ピンセットなどで取り除きます。
今回は、パキポディウム・マカイエンセの栽培方法や特徴について紹介しました。近年発見されたばかりの品種ですが、育て方は他のパキポディウムとあまり変わりません。
機会があれば、ご自宅でパキポディウム・マカイエンセを育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部