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パキポディウムは代表的な塊根植物で、その中でもパキポディウム・バロニーは人気がある品種の一つです。大きな塊根と太いトゲが特徴で、赤色の花を咲かせるので圧倒的な存在感があります。
ここでは、パキポディウム・バロニーの特徴や栽培方法を中心に紹介していきます!これからパキポディウム・バロニーを育てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
パキポディウム・バロニーはマダガスカルに生息する塊根植物で、パキポディウムの中でも希少価値が高い品種です。壺のような大きな塊根が特徴で、枝には大きなトゲがつきます。開花時期になると鮮やかな赤色の花が咲き、ひと際目を引きます。
パキポディウムには沢山の品種がありますが、パキポディウム・バロニーは表皮に茶色くシワが入っているので区別がつきやすいです。
パキポディウム・バロニーは、風通しと日当たりのよい場所で育てましょう。日光が不足することで、根腐れを起こしたり徒長しやすくなります。パキポディウム・バロニーは耐寒性がないため、冬の時期は室内で管理してください。
多肉植物のパキポディウム・バロニーは、生長期にあたる初夏から秋の時期は土が乾燥したらたっぷり水やりしましょう。秋以降は水やりの回数を少しずつ減らし、冬から春の間は断水してください。寒い時期の水やりは、気温が高い日にするとよいです。
パキポディウム・バロニーは水はけのよい土を好むため、市販の多肉植物専用土を使用しても十分育ちます。土をご自分で混ぜるようであれば、鹿沼土小粒3:赤玉土小粒3:腐葉土2:軽石小粒2を目安に配合するとよいです。
パキポディウム・バロニーは肥料を与え過ぎると枝が伸びすぎたりするので、生長期に少量の肥料を与える程度で問題ありません。
パキポディウム・バロニーの植え替え時期は、3~4月頃が適期です。1~2年に1回の頻度で植え替えするのが最適です。
パキポディウム・バロニーを植え替えした後は、しばらくは直射日光に当てないで管理します。また、水やりする場合は、土の表面が乾いてから与えましょう。
パキポディウムは品種によって大きく生長しますが、そこまで大きく生長しなければ剪定する必要はありません。枝が伸びすぎるようであれば、剪定するとよいです。
パキポディウム・バロニーは、株分けや種まきで増やすことができます。植え替えする際一緒に株分けすると、作業が楽です。株分けに最適な時期は、4~6月頃です。
パキポディウム・バロニーの種まきの適期は、6~7月頃です。赤玉やバーミキュライトなどブレンドした土を容器に入れ、種をピンセットでつまんで撒きましょう。種が撒き終わったら、種が隠れるくらいに土を被せてください。種を撒いた後、発芽するまでの間は水を切らさずに与えてください。
パキポディウム・バロニーは、モザイク病やハダニなどが発生することがあります。ウイルス性の病気であるモザイク病は、植物の葉や茎などにまだら模様が現れます。一度モザイク病に感染してしまうと治らないので、感染した場合は株ごと処分してください。
ハダニは夏の時期にかけて多く発生し、植物の葉裏に寄生して吸汁します。ハダニは風通しの悪い場所で発生しやすいので、風通しのよい場所でパキポディウム・バロニーを育てるようにしましょう。ハダニは水に弱い性質があるので、植物に葉水することで対策になります。ハダニが発生した場合は、薬剤を散布します。
今回は、パキポディウム・バロニーの育て方やその特徴について詳しく紹介しました。パキポディウムにはいくつもの品種がありますが、パキポディウム・バロニーは特に存在感がありますね!冬の時期は室内で育てることで、管理もしやすくなります。
パキポディウム・バロニーは育てやすい植物なので、機会があればぜひ育ててみることをおすすめします。
GreenSnap編集部