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紫色の花穂が特徴のラベンダーと言えばラベンダー畑がよく知られていますが、ラベンダーは寄せ植えとしても楽しむことができます。組み合わせる植物によって寄せ植えの雰囲気も変わるので、ラベンダーと相性のよい植物を選んで寄せ植えしてみたいですね。
ここでは、ラベンダーの寄せ植えの基本やセンスよく作る寄せ植えのコツ、ラベンダーと相性のよい植物などを中心に詳しく解説していきます!
すらっと伸びた姿のラベンダーは、地植えだけでなく寄せ植えにも適したハーブです。数多くの品種がありますが、原種は主に「アングスティフォリア系」「ストエカス系」「プテロストエカス系」「ラバンディン系」「デンタータ系」の5つの系統に分けられます。
ラベンダーを代表するのはアングスティフォリア系で、紫色の花穂で背丈も高いことが特徴です。系統によって特徴も異なるので、ラベンダーの種類や品種を決めてから寄せ植えする植物を決めていくとよいでしょう。
ラベンダーを寄せ植えしたいけど、実際はどのように作ればよいか詳しく知りたいですよね。それでは、ラベンダーの寄せ植えの基本についてみてきましょう!
地中海地方に自生するラベンダーは繁殖力が旺盛なハーブなので、寄せ植えする際は同じように繁殖力の強い植物と一緒に植えることが大切です。その他、栽培環境が似ている植物と一緒に寄せ植えすることで、育てやすく管理もしやすいです。
また、ラベンダーはローズマリーやセージなどのハーブとも相性がよいです。ハーブの寄せ植えを作る際は、ホームセンターなどで手に入るハーブ用または野菜用の培養土を使用します。ハーブ同士の寄せ植えは、暖かくなる春の時期に作業するとよいでしょう。
植物を寄せ植えする際は、花色を決めることがとても大切です。ラベンダーを寄せ植えする場合は、紫色や青色などの花を一緒に寄せ植えすることで、きれいなグラデーションで雰囲気が統一できます。黄色など明るい花色を組み合わせれば、華やかな雰囲気に仕上がります。
その他、白色やピンク色など淡い色を選ぶことで、上品な雰囲気の寄せ植えが出来上がります。同系色の花を寄せ植えすることで、季節感も演出することができるでしょう。
ラベンダーはすらっと伸びるので、主役の花の後ろに植えることでバランスよく配置できます。あらかじめ植物の配置を決めてから、土を入れた鉢中に苗を置いていきましょう。
スミレ科のビオラはヨーロッパが原産の植物で、紫色や黄色、そしてピンク色など花色も豊富です。土が乾燥したらたっぷり水やりし、特に午前中にすることがポイントです。
ビオラの開花時期は、11~6月頃です。
銀葉のユーカリは高木のイメージがありますが、品種によっては低木のものもあります。オーストラリアが原産の植物で、乾燥した環境でよく育ちます。
ラベンダーの寄せ植えにユーカリを組み合わせることで、落ち着いた雰囲気になりそうですね。
ラベンダーと同様で地中海地方に生息する植物で、乾燥した環境を好みます。10~4月頃にかけてピンク色や白色などの花を咲かせ、花つきもよいです。
スイートアリッサムはグランドカバーなどでも楽しめますが、寄せ植えでは前側に配置することで脇役として存在感を発揮するでしょう。
シルバーリーフとして知られるシロタエギクは、南ヨーロッパや西アフリカなどを中心に生息する植物です。その美しい葉姿から寄せ植えに利用させることが多く、他の植物と寄せ植えすることで素敵な雰囲気に仕上がります。
シソ科のローズマリーは地中海地方に自生するハーブの一種で、乾燥した環境ですくすく育ちます。温暖な気候を好み、繁殖力も強いのでラベンダーとも相性がよいです。
ローズマリーは魚や肉料理などの香り付けとして利用させることが多いので、料理が好きな方は育ててみると楽しいかもしれません。
ローズマリーと同じくシソ科のハーブで、地中海地方が原産です。セージはハンバーグやソーセージなどに使用させることが多く、料理好きの方は寄せ植えすることで収穫して楽しめます。
生育環境が似ていることから、ラベンダーとの相性も抜群です。
今回は、ラベンダーの寄せ植えの基本やセンスよくつくるコツ、そしてラベンダーと相性のよい植物などについて紹介しました。寄せ植えする植物の選び方次第で、寄せ植えの雰囲気もがらりと変わります。
植物の寄せ植えは、玄関先やお庭にあるととても可愛らしいですよね。ラベンダーの寄せ植えも素敵なので、ご興味があればラベンダーを寄せ植えしてみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部