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バラにはたくさんの種類がありますが、今回はバラ・ストロベリーアイスについて解説していきます。
どんな色のバラなのか品種の特徴をはじめ、育て方の基本情報をまとめました。これからバラを育てたい方はぜひご参照ください。
バラ・ストロベリーアイスはバラの一種で、1970年代にフランスのデルバール社で作られた四季咲きのバラです。見た目は名前からも想像がつくようにピンク色をしています。花弁はよく見るとピンク一色ではなく、グラデーションが入っていて、花弁の外が強いピンク、内側が白くなっています。
イチゴ味のかき氷のような見た目で花付きもよくこんもりしているのが特徴です。可憐な見た目とは裏腹に病気に強く、育てやすいバラとして知られています。
房になって開花をする特徴があり、花がよく目立ちます。誘引することができるため、アーチやフェンスに仕立てることもできるバラです。
バラ・ストロベリーアイスの葉は深いグリーンをしていて光沢があり美しく、ピンクの花とのコントラストも魅力的です。
花の大きさは8cmほどで、草丈は80cmから2mで、ほのかに香りが楽しめます。
バラ・ストロベリーアイスは鉢植え、地植えで育てることができます。
明るい場所で育ててください。真夏の直射日光が当たる場所は避け、夏は涼しい場所に移動させてください。
バラ・ストロベリーアイスは耐寒性のある品種ですが、雪が降るほどの寒さは苦手です。冬は室内などあたたかい場所に移動させてください。
明るく風通しのよい場所を好みます。直射日光が長時間当たりすぎない場所を選びましょう。
水はけのよい土がおすすめです。鉢植えの場合は、バラ専用の土や草花用培養土などがおすすめです。地植えの場合は、堆肥、元肥を混ぜて土を作ってください。
地植えのバラには元肥・寒肥を与え、鉢植えには不要です。緩効性肥料を与えましょう。
地植え、鉢植えともに追肥が必要です。3,6,9月が追肥の時期で、バラの成長期に合わせて与えると美しい花を咲かせます。
鉢植えでは、土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えてください。地植えの場合は、降雨のみで育ちます。真夏で日照りが続くときのみに、たっぷりと水やりをしてください。
バラ・ストロベリーアイスはフェンスやアーチに誘引することができます。
バラ・ストロベリーアイスは害虫に強いバラです。病気にも強いですが、うどんこ病にかかることがあります。白い粉が葉についていないかときどきチェックしてください。
バラ・ストロベリーアイスは枝が長くないため、強い剪定は不向きです。
葉が重なって密集している、明らかに傷んだ枝がある場合は、適宜剪定をしましょう。
アーチやフェンスに誘引できるバラ・ストロベリーアイスは庭作りにおすすめです。バラらしいピンク色で愛らしい印象があります。イングリッシュガーデンにも向いているので、ぜひ育ててみませんか。
GreenSnap編集部