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ビカクシダは種類が豊富ですが、今回はビカクシダ・ネザーランドについて解説します。ビカクシダ・ネザーランドの特徴はどんなものか、育て方や増やし方についてもまとめました。
これから自宅で育てたい方や育てているビカクシダ・ネザーランドを増やしたい方はぜひご参照ください。
ビカクシダ・ネザーランドっは、ビフルカツムを改良した品種とされています。他のビカクシダと比較して葉が垂れにくい性質があり、すっと立ち上がる葉が美しいのがビカクシダ・ネザーランドの特徴と言えます。
ネザーランドは葉が垂れにくい特徴があるため、置き場所を選ぶことがなくビカクシダのなかでも栽培しやすいと品種です。また寒さにも強く初心者の方にも向いています。グリーンの葉が美しいのも特徴です。
ビカクシダ・ネザーランドは大型の園芸店で売られていることがありますが、やや珍しいためなかなか出会えないこともあるでしょう。実店舗で探したい場合は、観葉植物専門店を探してください。
ネットでも売られています。
ビカクシダ・ネザーランドは明るい場所を好みます。日光に当てた方がしっかりとした葉になるのでおすすめですが、直射日光に当たると葉焼けすることがあります。
室内で育てていたビカクシダ・ネザーランドを急に屋外に出しても葉焼けをします。
ビカクシダ・ネザーランドは高温多湿環境を好み傾向があるので、葉に霧吹きで水をかけながら株元にも水を与えてください。葉のなかまでしっかりと水分がいくようにしましょう。
気温が低くなると活動がゆっくりになるため、水やりの頻度を減らすことをおすすめします。だいたい10℃以下になったら月1から2回に水やりを減らしてください。水やりを減らすことでビカクシダ・ネザーランドの耐寒性が上がり育てやすくなります。
ビカクシダ・ネザーランドは株分けと胞子まきで増やすことができます。
植え替えのタイミングで株分けをしましょう。あたたかい時期の4月から7月がおすすめのタイミングです。株を2つに分けてビカクシダ・ネザーランドを増やしてください。
株を手を使って2つに分けますが、難しい場合はカッターやナイフを使って分けましょう。このときビカクシダ本体を傷つけないように注意してください。
新しいコケや土に小分けにしたビカクシダ・ネザーランドを移せば株分けができます。
ビカクシダ・ネザーランドはシダ植物なので胞子で増やすこともできますが、やや難易度が高いです。20℃以上のあたたかい時期に葉の裏にある胞子をスプーンで採取して土にまいて発芽するように管理をすると増やすことができますが成功率は低いです。
ビカクシダ・ネザーランドはビカクシダのなかでも栽培しやすい品種と言ってよいでしょう。水やりにはコツが必要です。増やしたい方は胞子ではなく株分けをして個性的な見た目を楽しんでください。
GreenSnap編集部