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吊るして飾ると美しいビカクシダにはビーチーという品種がありますが、こちらにはどんな特徴があるのでしょうか。このページではビカクシダ・ビーチーについて解説しています。
育て方の基本やビカクシダ・ビーチーの増やし方、売っている場所についてまとめているので、ぜひご参照ください。
ビカクシダのなかでもビーチーは全体的に白っぽく見えるのが特徴です。白く見える理由は星状毛と呼ばれる白く短い毛が生えているからで、シルバーリーフのような見た目が楽しめます。
貯水葉はまっすぐに伸びるのが特徴ですらっとした印象のあるビカクシダです。葉には切れ込みがあり、ザリガニのハサミのような形をしている特徴もあります。
まっすぐ伸びる葉は美しく、ビカクシダのなかでもきりっとしたシャープな品種です。
ビカクシダ・ビーチーはネット通販で主に売られています。観葉植物や多肉植物、サボテンなどを扱う専門の園芸店でも売られていることがあるので探してみてください。
ビカクシダ・ビーチーは太陽光を好みます。明るい場所で育てると丈夫になるので、なるべく日当たりのよいところで栽培をしてください。ただし真夏の直射日光は葉焼けの原因になるため注意をしましょう。
風通しが悪いと蒸れて葉の色が悪くなります。なるべく風がよく通る場所で栽培をしてください。
ビカクシダ・ビーチーの増やし方は2パターンあり、株分けと胞子で増やす方法があります。
株分けは4月から7月の間に行いましょう。植え替えのタイミングで株分けをするのがおすすめです。ビカクシダ・ビーチーを2つに分けて株分けをします。
株分けをしたあとは繊細な状態になっているので、直射日光に当てずに明るい日陰で管理をして様子を見てください。
株が生長すると胞子をつけます。ビカクシダ・ビーチーはシダ植物で種子ではなく胞子で増える植物です。この胞子を利用して増やしてください。胞子での増やし方も4月から7月が最適です。
葉の裏側に胞子がつくのでスプーンなどを使って削り取ってください。新しい土を用意してその土をタッパーなどに入れ、胞子をまきます。タッパーのフタをしめることで保湿になるため、しばらくすると発芽するでしょう。
胞子から増やす方法は成功率が高くありません。20℃以上が発芽条件ですが、なかなか芽をださないこともあるため株分けをおすすめします。
ビカクシダは個性的な見た目をしていますが、葉が白っぽいビーチーは美しくて人気があります。吊るして飾るとインテリアとしての見栄えもよいのでぜひチャレンジしてみましょう。
小さな園芸店では出会いにくいですが、ネットではよく売られているので、探してみてください。
GreenSnap編集部