warning
error
success
information
園芸用の土はさまざまな種類があります。市販の土のみを使うのもよいですが、自分でブレンドして土を作るのもよいでしょう。
今回は山砂について解説しています。土に砂を混ぜることで土の環境が変わり植物が栽培しやすくなるのです。山砂の特徴やメリット・デメリットをまとめたのでぜひご参照ください。
山砂は山で採取された砂のことです。砂というと川で採取されたものですが、山砂は川で採取された砂よりも保水性が高いのが特徴とされています。
山砂は「やまずな」と読みます。川砂と異なり山砂は水で角が削れていないため、見た目がゴツゴツしていて荒々しいのが見た目の特徴です。細かな粒状のものから大きなものまであるのが特徴で用途に応じて大きさを選びましょう。
山砂は排水性がよいことから芝生の下地として使用されることがあります。芝生の下地には排水性だけでなく硬さが必要で、山砂は硬さがないため不向きです。山砂は硬い下地に混ぜて使うのがおすすめで単体では使いません。
山砂は園芸用の土として使うこともできます。山砂は栄養分があまりないため山砂のみでは植物を育てられません。そのため腐葉土やピートモス、堆肥と一緒に使います。山砂が混ざることで排水性もよくなり、また用土の見た目も綺麗になるでしょう。
山砂を使用するメリットはたくさんあります。山砂の見た目は薄茶色で自然な印象なのです。庭全体に山砂を混ぜるとナチュラルな見た目になるメリットがあります。
また山砂は他の土と比べると価格が安いのが特徴で、買いやすいこともメリットと言えるでしょう。
水はけがよいことも山砂のメリットです。雨が続いて土に水分が多い状態になっても排水性のよい山砂を混ぜることで地面がぬかるみにくくなります。水はけが悪い場所に山砂を混ぜてみましょう。
山砂にはわずかな栄養分があり、そこから雑草が生えることがデメリットです。必要に応じて防草シートを使用しましょう。この栄養分は非常に少ないので、単体では草花を育てることができないこともデメリットと言えます。
山砂は川砂とは違います。どちらも砂ではありますが、採取場所が異なります。
川砂は川で採取された砂のことで水の流れによって角が取れているため、丸みを帯びていますが、山砂はゴツゴツした印象です。どちらも排水性がよいですが、川砂のほうがサラサラとしていて通気性がよいです。
山砂は大型のホームセンターで売られています。他にもインターネットで売られているので探してみてください。山砂は安価なことから、まとめて大量に売られていることが多く10kgで数百円、20kgで1500円から2000円ほどで購入ができます。
ちなみに川砂も安価でほぼ同じくらいに値段が設定されています。
山砂は値段が安いため水はけをよくしたい場合はガーデニングに取り入れてみませんか。単体では使えないので用土によく混ぜてから使いましょう。土壌改善に使うのもおすすめですよ。
GreenSnap編集部